もうあたしの穴を埋めるのはあなたじゃなくてあの人なの考えただけでヌレヌレよ♥️♥️(グランオート・エルドラド)

なばば☆

「ん………」

　キングサイズの、ベッドがきしむ音で目が覚める。

　あたしの、隣に寝ていた旦那が起き上がったのだが、

「………ハァ」

　旦那が、ため息を一つだけ出してベッドから降りる。

「おはよう」

　黙って、部屋を出て行こうとする背中に声をかけるあたし。

「あぁ」

　なんだよそれ。

　あたしも、一つアクビをしてベッドから起き上がってカーテンを勢いよく開く。

　まぶしい光が、えぐるように飛び込んでくる。

「………ッツ」

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