二人の夢

@GPT00

二人の夢

ある日の夜、いろはは夢の中であやと美しい花畑で手を取り合って歩いていました。二人が歩く周りには花が咲き誇り、妖精が舞い踊ります。そして、いろははあやとこうして一緒にいることが幸せなんだと深く感じ、心が通じ合っている気持ちになりました。


翌日、いろははあやにその夢のことを話します。


「あや、昨夜、すっごく不思議な夢を見たの。あやと二人で花畑で手を取り合って歩いていたんだ。綺麗でかわいい花が咲き誇って、妖精たちと一緒に踊ったの。すごく幸せな気持ちになったよ」


「それ、私も同じ夢みたの!本当に不思議だね。でも、すごく素敵な夢だったよね」


あやはびっくりして二人が同じ夢を見てたなんで奇跡だねと喜んでいます。いろはもあやと同じ夢を見ていたことをとても嬉しく思っています。2人はその夢のことを話した後、日中も心が通じ合っている感覚を実感していました。そして、今夜も夢の中で花畑で手を繋いで歩くことを誓いました。


放課後二人で帰りながら、


「あや、もしかしたら、今夜もあの夢が見れたら本当に嬉しいね」


「いろは、大丈夫だよまたあのお花畑で会おうね」


「うん!あやと一緒なら、きっと本当に叶えられそうだね」


と話しながら固い約束をして別れました。


そして、その夜、いろはとあやはまたあの花畑の夢を見ました。二人が喜んで抱き合って、妖精たちと花畑で踊ったり、ゆっくりしたり、手を取り合って散歩したりして楽しんでいます。感動と興奮が入り混じる中、二人は一際輝く、綺麗なピンク色の大きな花の前に着きます。その瞬間、大きな花の中からふわりと現れた輝く天使が、いろはとあやに驚くべき事実を告げます。


「あなたたちのこの夢は、これから先も続くものです。この花畑は夢と現実の境界線。そして、あなたたちの手には未来を変える力が宿っています」


「未来を変える力?」


いろはとあやは驚きと興奮で目を見開きます。謎の天使は微笑みながら続けます。


「ええ、この花畑は二人の結ばれた未来を反映しているのです。夢と現実が交わるこの場所で、あなたたちの手を合わせることで、未来を共有することができるのです」


いろはとあやは握っていた手をさらに硬く握ります。花畑の中にはさらに美しい花が咲き誇り、見えなくなるところまでその美しい風景が広がっていきます。


「これからもずっと一緒にいようね」


いろははあやに微笑みかけます。

あやも嬉しさで涙ぐみながら、


「ずっと、この先も一緒だよ」


と答えます。


二人は花畑の中で手を繋ぎ、未来を歩むことを決意しました。花畑の美しい景色とともに、彼女たちの愛が未来を変える力を秘めていることを感じ

ていました。


謎の天使は微笑みながらその光景を見守り、


「二人の愛がこの花畑を永遠に彩ってくれるでしょう」


と囁くと、すっと姿を消していきました。

いろはとあやは手を繋ぎながら、未来への一歩を踏み出します。その瞬間、彼女たちの周りは光り輝き、二人は夢から醒めました。目覚めた二人の手には花の髪留めが握られていました。


朝学校で二人が出会うと、興奮しながら昨日の夢のことを語り合いました。やはり二人は同じ夢を見ていました。そして二人はつけてきていた綺麗な花の髪留めを見せ合うと、その二つの花留めはぴたりとくっつくと、

一つの大輪の花の髪留めになりました。


「すごいよいろは!」


「めちゃくちゃ綺麗だね!」


二人が興奮していると、髪留めは光り輝き、世界を光で満たしていきます。二人は光に包まれてとても幸福な気持ちになりました。


朝登校してくるクラスメイトたちが二人に話しかけてきます。


「今日も仲良いね二人は」


「みんなもなんかめっちゃ笑顔じゃん」


「そうなんだよね、なんか今日は少しなんか嬉しいかも」


みんなの楽しそうな笑顔に、あやといろはの二人もとても嬉しそうに笑っています。教室には笑顔が溢れ、幸せな一日が始まりました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

二人の夢 @GPT00

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ