貞操逆転世界で筋肉は叫ぶ

第1話

やあ、俺の名は藻武 近仁九(もぶ きんにく)

前世は何処にでもいる男子高校生さ、

チャームポイントは少しぽっちゃりなところだったね。

え？名前ヤバいって？からだと見合ってない？

そんなのわかってるんだよっ！！

なんだよ！！きんにくって、パワーとか言わないよ!?俺?!できるほど筋肉ないし!!

ｵｯﾎﾝ

まあ、話を戻してだ。

そんな俺にも、すごい体験があったんだ。

そう、異世界転生!!異世界転生!!

当初はめっちゃ興奮したものさ、でもさ

貞操逆転世界はどうかと思うよ!?

しかも、現代ファンタジー!!

ドラゴン、ドラゴン.........ユニコォオオオン!!

ｳｵｯﾎﾝ

ただ、俺はやっぱり平凡でただただラッキーを1回引き当てたってだけだったんだ。

そりゃ転生しただけで特別かもしれないけど、

やっぱり特別なやつは幸運が続くし、それ相応の理由、過去ってもんがあるのさ。

そう、俺は男性保護区外唯一のロイヤル血統男子でもなかったし、転生する時金髪ボインな女神にも合わなかったし、目覚めて直ぐに、知らない天井だとかならないし、

和服の似合う美人なお母さんが、目覚めたことに気がついて愛称(それも2文字くらいの、あおとか、あくあとか)呼びながら抱きついてこなかったし、(それどころか親の顔すら知らない) 完璧超人だけどド変態の使用人とか、

おっとり爆乳で男女共学の高校の生徒会長とか、女騎士みたいな風紀員の次女の姉とか、

これまた優秀な、お兄様と読んでくれる中学生の美少女妹とか、入学式の日に共用車両で、ちん○を触ってくる変態同級生(巨乳)

とか、近所のギャルママとか、エロい未亡人叔母さんとか、めちゃくちゃ強いけど、変態すぎて首寸前の男性警護官とか、いなかったんだ。

いなかったんだよォ

う、うううわぁーん

どうしてだよォ、どうして裏切ったぁ!!

今の俺は、ほぼ男しかいない男性特区

周りは、ぶくぶく太ったキモイやつか、

なよなよしたやつ、たまに美少年、

でもほとんどがホモくさい

危険だから共学に行くことなんてほぼ有り得ないし、女官(子○が閉じた人、80位のおばあちゃん)しかいない。

しかもだ、この世界に転生して5年くらいたった時に、なんでも特区外に性格天使の美少年が居ると噂になってた。

しかも、男性保護区外唯一のロイヤル血統男子で、和服の似合う美人なお母さんが、目覚めたことに気がついて愛称(それも2文字くらいの、あおとか、あくあとか)呼びながら抱きついたらしいし、 完璧超人だけどド変態の使用人とか、

おっとり爆乳で男女共学の高校の生徒会長とか、女騎士みたいな風紀員の次女の姉とか、

これまた優秀な、お兄様と読んでくれる中学生の美少女妹とか、入学式の日に共用車両で、ちん○を触ってくる変態同級生(巨乳)

とか、近所のギャルママとか、エロい未亡人叔母さんとか、めちゃくちゃ強いけど、変態すぎて首寸前の男性警護官とかが、周りにいるらしい。

羨ましいいいいいいいい！！

結果から言うと、俺は逃げた。

筋トレにな!!

もちろん勉強も頑張るぞ。

だが俺が目指したのはバキ!!いいやビスケットオ○バ！！

それからというもの、ハードワークに次ぐハードワーク

骨折だって何十回もしたし、女官にも止められた。だが!!俺は手に入れたのだ最強の肉体ぉぉおおおおお!!