主要な登場人物
レックス・ダリア・ブラック
「俺は他人を人間と見るなんて中途半端なことはしない。完全に道具として扱うんだよ」
原作知識を持って転生。悪役としてのポジションに生まれたため、未来の死亡を回避するために善行を行おうとする。だが、周囲の人間は裏切りを許さず、足抜けしたら暗殺されるという恐怖に怯えながら行動する。
外見は黒髪黒目で、短髪。冷たげな表情をしたイケメン。身長は普通。声は低め。
魔法は闇属性。飛び抜けた才能を持っており、故に原作でのレックスは才能に溺れていた。
剣にも魔法にも適性があり、前世では運動音痴だったためにのめり込む。
技一覧
剣の名前は
フェリシア・ルヴィン・ヴァイオレット
「レックスさん、実はその子が好きなだけなのではありませんの?」
主人公の幼馴染。いたずらっぽい人。主人公を困らせること、驚かせること、悩ませることが好き。
普段は主人公に騙されたフリをしているが、実は周囲に優しくしたいだけだと気づいている。その上で、状況に振り回されていく主人公の姿を楽しんでいく。茶目っ気にあふれていて、すぐにイタズラをする。お嬢様口調とのギャップが特徴。一人称はわたくし。
基本的には、主人公をからかって遊ぶことが全て。だからこそ、本気で主人公を傷つけようとするものには容赦しない。
外見は銀髪碧眼。縦ロール。穏やかな表情をしていることが多い。声は甘め。身長は主人公と同じくらい。
属性は炎属性のみ。ただ、並大抵の複数属性持ちより強い。
技
杖の名前は
カミラ・アステル・ブラック
「レックス、あんたなんてギッタンギッタンにしてやるんだから」
主人公の姉。脳筋気味。全てを物理で解決しようとしがち。
基本的には主人公を生意気だと思っており、自分が上だとアピールしようとする。 主人公からもらった剣をとても大切にしているなど、根本的なところでは好き。
一人称はあたし。気が強めな性格。
外見は黒髪黒目。長い髪を後ろで縛っている。声は低め。凛々しい印象。身長は主人公より少し低くて、気にしている。
属性は雷属性のみ。自分の速度を上げたり、反射を高めたりと剣技の強化に使う。
技
剣の名前は
メアリ・エリミナ・ブラック
「お兄様。メアリを抱っこして?」
主人公の妹。甘えたがり。魔法を極めることを目標にしている。
基本的には主人公に甘えることが大好きで、いつでもどこでも傍にいようとする。
主人公にもらった杖が宝物。奪おうとする人間には容赦しない。
一人称はメアリ。のんびり屋さん。
外見は黒髪黒目。ボブカットにしており、声は高め。身長はだいぶ低くて、抱っこを求めるのにちょうどいいとご満悦。
属性は、土、風、水の三属性。いずれ五属性に目覚めたいと考えているが、後天的に目覚めるケースはほぼゼロ。
技
杖の名前は
ジャン・コール・ブラック
「兄さんの言う通りにしたら、作業効率が上がったんですよ。流石ですね」
主人公の弟。闇属性に目覚めた主人公を尊敬している。
三属性が使える人間であるが、メアリよりは弱い。ただ、強さにこだわっていない。効率を重視しており、その価値観に合う言葉をくれるレックスを気に入っている。
レックスの隠れた右腕的存在。ジャンの存在があることで、大きく順調に進んでいることは多い。
外見は黒髪黒目。おかっぱ。穏やかな瞳をしている。声は高め。身長は低い。
主人公の言い訳を信じて、素直に従う。結果として、順調に進むことで尊敬を高めていく。
ジェームズ・ブライトン・ブラック
「我が息子が闇属性に目覚めた。ならば、私ではたどり着けなかったところに到達できるはずだ」
主人公の父。主人公が闇属性に目覚めたことで、次期当主と見込む。魔法を使えないものを見下しており、獣人をゴミくらいにしか思っていない。
三属性が使える。火、水、風。ただ、闇属性が使えないことがコンプレックス。一人称は私。
外見は黒髪黒目。髭を蓄えている。ダンディなイメージ。声は低め。身長は主人公より大きい。
得意技は
モニカ・エーデル・ブラック
「わたくしの美しさに更に磨きをかける。素晴らしいことですわ」
主人公の母。基本的には、自分が美しくなることが興味の中心。そのため、魔力を利用して身体を変性させられる主人公の闇魔法に強い期待をしている。一人称はわたくし。
美しくなるためならば人殺しも厭わない。原作では、エルフの血を浴びれば若返るという噂を真に受けてエルフを大勢殺す。
外見は金髪碧眼。自分の子供達が全て黒髪黒目なのを気にしている。歳の割には若作り。縦ロール。身長は主人公と大差ない。
アリア・トスカナ
「レックス様は私達の希望です。ブラック家を変えてくれるのではないか。そんな気がするのです」
代々主人公の家に仕えているエルフ。現状の人々を虐げようとする家を好ましく感じていないが、それはそれとして仕える姿勢は崩さない。ブラック家の初代、アルカナの代から仕えている。
主人公の言い訳じみた優しさに希望を見て、家を主人公に継がせようと画策する。
基本的には敬語口調。一人称は私。
外見は金髪金目。短髪気味。声は落ち着いた大人の印象。身長は高めで、主人公が軽く見上げる程度。
エルフにしては珍しく、魔法はそれほど得意ではない。とはいえ、弓と風を合わせた暗殺が得意。
得意技は
ウェス
「わ、わたしは、ご主人さまと一緒がいいですっ」
主人公の家が雑に扱っていた奴隷。うさぎの獣人。作業中の事故で右腕を失って廃棄されそうだったところを、主人公が闇魔法で腕を生やす。
主人公を初めは恐れていたが、徐々に表面的な態度と本質的な優しさの差異にほだされていく。
オドオドした感じの話し方。一人称はわたし。
外見は白髪赤目。最初はボサボサで、だんだん整えられていく。身長は低めで、主人公を見上げることが多い。
主人公が与えた銃を使う。ウェイストの体に侵食した主人公の魔力がないと撃てない。
銃の名前は
ミーア・ブランドル・レプラコーン
「誰とでも仲良くなれる未来があるのなら、それってとっても素敵じゃない? ね、レックス君」
主人公と同年代。原作ではメインヒロイン。穏やかで優しい性格。リーナとの関係がうまく行っていないことを気にしている。主人公が関係性を取り持ってくれたことで、明るさが生まれた。
口調は穏やか。一人称は私。
外見は金髪碧眼。きれいなロングヘア。声は高めで、明るい印象。身長は平均的。
光属性を使えるため、後継者としての最有力候補。癒やしの力が特に得意。
技
リーナ・ノイエ・レプラコーン
「簡単に仲良くできる相手なら、私は苦労していないんですよ。甘く見すぎですよ、レックスさん」
主人公と同年代。第一王女の双子の妹。引っ込み思案で自分に自信がない。原因は周囲がミーアばかりを褒めるから。主人公に認められたことで、ミーアを認められるようになる。
口調はちょっと棘がある。一人称は私。
外見は金髪碧眼。肩筋の辺りまで伸ばしている。声は高めで、でも聞き取りにくい。身長は平均的。
五属性を持っているものの、光属性のミーアの影に隠れる。とはいえ、圧倒的な強さを持っている。
得意技は
ジュリア
「僕は何があっても諦めない。レックス様が本当の自分を見せるまで」
主人公と同年代。田舎生まれ。どんな時でも前向きで、諦めることを知らない。
原作の舞台である学園への入学を補助する活動をしていた主人公に拾い上げられ、成長していく。主人公をツンデレだと思っている。
口調は押せ押せ。一人称は僕。
外見は赤髪赤目。髪をまとめるのに時間をかける。編み込みが入った髪型。意志を感じる瞳。声は低めで、活発な印象。身長は主人公と同じくらい。
無属性を持っていて、単純なスペックでは最強クラスに成長する。原作では男で、名前はジュリオ。ブラック家が王家から討伐指令を受け、その中で主人公を殺す。
得意技は
シュテル
「私はレックス様の妾になってもいいの。それだけの恩が、レックス様にはあるんだから」
ジュリアと同郷。魔法が使えない人間。
学校もどきがきっかけで主人公に拾い上げられ、わざわざ自分で手間を掛けてまで教育してくれる主人公に感謝している。
とても器用で、弓は百発百中と言っていい。魔法使いでも、やり方次第では殺せるほど。
口調はぶっきらぼう。一人称は私。
外見は紫髪黒目。ウェーブのかかった長髪。穏やかな瞳。声は腹から出ている感じ。身長は主人公より少し高い。
得意技は特になし。強いて言うならば、遠距離からの曲射。レックスから魔法を与えられた。炎属性。
エリナ
「私の剣を、全て託す。だから、必ず最強になってくれ、レックス」
狼の獣人。魔力を持たないにも関わらず剣一本で身を立てている強者。
主人公が剣を覚えたいと言ったことがきっかけで呼び出される。元は傭兵。
ただ、主人公の剣の才能を見て、主人公の育成にのめり込むようになる。
口調は固め。一人称は私。
外見は灰の髪に灰の目。短髪。声は低めで、落ち着いた印象。身長は主人公より高い。
基本的にはとても素早く、魔法で狙いを定めづらい。原作では原作主人公の師匠。それを知っていた主人公に、名指しで師匠に求められる。
得意技は
フィリス・アクエリアス
「……単純。闇魔法はほとんど見たことがない。長年生きてきても。レックス、あなたは興味深い」
エルフ。五属性を扱える最強クラスの魔法使い。主人公に魔法を教えるために呼び出される。
闇魔法の特性を知るためにちょうどいいと、全力で検証に付き合う。その中で、あまりにも広い可能性にのめり込んでいく。
口調は淡々としている。一人称は私。
外見は青髪金目。肩と目の上でまっすぐに切りそろえられている。声は高めで、棒読み気味。身長は主人公より高い。
五属性を極めたと言ってよく、光、闇、無属性以外にはまず負けない。その例外も、よほどの上澄みだけ。原作では原作主人公の無属性に興味を持つ。学園の教師。
得意技は
ラナ・ペスカ・インディゴ
「あたしは悪人になんて従いません。心まで支配できると、思わないことです」
原作主人公の故郷の貴族。資金難に陥っているところをブラック家に援助され、人質として送られた。
レックスにも初めは反発するが、行動を見た結果として信頼していく。
外見はピンク髪に青い瞳。清楚な外見だが、口調は強め。声も強め。身長はレックスより低い。
主人公に病気を癒やされ、ほだされていく。
水属性の一属性。特に強くない。得意技は
ミルラ・ティーナ・オレンジ
「レックス様のお力になることが、私の喜びでございます」
アカデミー出身者の貴族。魔法が使えないため、周囲に軽んじられており、首席に近い成績をとっても、認められていなかった。
自分を高く評価したレックスに感謝しており、全てをかけて尽くす覚悟を持っている。
外見は黄色い髪に青い瞳。最低限だけ整えられたという感じの、短めの髪。真面目そう。声は低め。身長も低め。
サラ
「レックス様、撫で撫でして」
レックスの集めた学校もどきの生徒。元は平民。火と雷の二属性使い。平民としては破格の才能。クロノが毒を仕込んだことに気づけなくて苦しんでいたが、レックスの態度によって癒やされていく。
自分を拾って、大切にしてくれたレックスにとても感謝しており、とても懐いている。ずっと一緒に居たいと考えていて、それが欲。
外見は茶髪茶目。常にキャスケット帽を被っている。甘めの声。身長は低めで痩せ型。
ルース・ベストラ・ホワイト
「あたくしは、そう簡単にほだされる人間じゃなくってよ。軽く見過ぎだわ」
原作の登場人物。火、水、風、土の四属性使い。五属性使いに劣等感を抱いていて、同時に光属性使いや闇属性使いにも。ただ、なんとか努力で乗り越えようと考えている。
強い努力家で、魔法をずっと撃ち続けるために、筋トレにも精を出している。レックスの才能に嫉妬しているが、だからこそ負けたくないと考えている。
外見は白髪黒目。常に赤い髪飾りを付けている。肩まで伸ばした髪。ハキハキした声。高め。キンキンしたときもある。身長は高めで、姿勢がいい。
技
ハンナ・ウルリカ・グリーン
「わたくしめは姫様を守るべき存在であります。貴殿にも協力していただきたい」
原作の登場人物。ミーアの近衛騎士を目指して突き進んでいる。雷、風、水、土の四属性使い。平均的にどの属性も扱える。闇属性を相手にしても勝てるように意識しているが、レックスの力を知り、挫折感を味わう。
ただ、自分の役割を果たすために、レックスと張り合うことで力を身に着けようとする。
外見は緑髪青目。ポニーテール。力強い声。低め。身長は高くて、足が速い。
技
ミュスカ・ステラ・アッシュ
「私は、レックス君には負けたくないって思うな。だって、同じ属性なんだもん」
原作の登場人物。パーティメンバーのひとり。ただ、途中で裏切る。闇魔法の性能を実感させるためのユニット。
できるだけ清楚で穏やかな人間を演じようとしているが、根本的には他人を見下す人。レックスの闇魔法を見て、恐れ、対抗心、怒りの入り混じった複雑な感情を抱く。
黒髪黒目のボブカット。穏やかな表情をしていることが多い。少し小柄。落ち着いた、透明感のある声。
レックスに警戒されていることを自覚しており、なんとしても自分に振り向かせようと意地になる。目的は、惚れさせた後に裏切ること。
技
セルフィ・クリシュナ・レッド
「私に甘えてくれても良いんだよ、レックス君?」
原作の登場人物。パーティメンバーのひとり。
赤い髪と目。キリッとした印象が強く、どちらかというと中性的。身長は高め。
困っている人を見過ごせない性格。そのため、多くの後輩に慕われている。
悪ぶるレックスが何かを抱えていると考え、放っておけなくなる。
カミラと仲良くできないかと考えていたが、全く気にもされていないので、若干傷ついていた。
風、火、雷の三属性。
技
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