応援コメント

王女とのお茶会」への応援コメント

  • yagiです。
    今回は私の企画に作品を提供していただき、ありがとうございます。
    作品、一節まで読ませていただきました!

    読んでいて違和感というのがない、とても読みやすい文章でかなりスラスラと読む事が出来ました。設定や展開というのが細々と書くのではなく、話を呼んでいく内に自然に内容が掴めるような作りというのに物語の洗練さを感じます。
    自然な展開というべきなのでしょうか。
    主人公の動機の一貫性であったり、祖父から学んだ剣術という設定が戦闘シーンでの主人公の強さに説得力を出している。これはキャラ設定がしっかりしている事が読み取れますね。
    プロフィールを読ませていただいた時にこの物語をかなり前から構想していたと書かれていたので完成度の高さには納得です。

    設定というのもかなり独自の世界観を構築しているのが伺えます。
    分かりやすいもので言えば魔法についての設定です。
    作中「魔法には色があり、自分の色で染める事で魔法が使える」というものがありました。他の異世界ファンタジーに置き換えるとするならば適性検査のようなものだと解釈しています。
    そして魔装具。これが作品での魅力の一つなんじゃないかな、と私は読んでいて感じましたね。魔装具というのは魔法を円滑に使う為の道具、いわば杖な訳ですが、人によって性格や気質が反映されるという性質があります。
    ジュードくんのように豪快な戦闘狂は形を大剣にしていたり、主人公は剣術を扱うため刀の形へと変化しました。
    この魔装具の形状によって、キャラクターの性格や気質、そういったものを読み取る事ができる手掛かりとして機能させる事が出来るという訳です。これは実に面白い!
    キャラの造形を言葉のやりとりや行動以外からも武器から考察できるというのは書き手としても、読み手としても面白くなる要因の一つだと思います。

    今後の盛り上がりとしては、離れ離れになった家族の行方、白の魔力がどのような力なのか、主人公達は帰る事ができるのか、謎の敵対組織に意味深な単語、女神や闇の魔の神と色々と展開が加速していくものと思います!
    楽しみですね!
    長々と書きましたが、あらためて私の企画に作品を提供していただきありがとうございまいた!
    時間が出来た際は読ませていただきます。
    では、良きカクヨムライフを!!

    作者からの返信

    yagi 様

    ご丁寧なコメントを誠にありがとうございます。

    とても詳細に読みこんでいただき、またお褒めの言葉を頂き感謝感激でございます。

    魔法については、色と属性の組み合わせで発現する効果が異なれば面白いのでは、と考えた次第です。
    『原色』と『異彩』という色と魔法を取り巻く世界観を、今後も執筆していきたいと思ってます。

    魔装具に関しては仰る通り、キャラ毎の性格、経験、魔法の方向性で決めるようにしており、出来る限り違和感がないように考えています。
    近接武器なのか遠距離武器なのか、それとも武器としての形状をとらないのか、キャラによって様々な形の魔装具にしていこうと思っております。


    群像劇としておりますので、二節は別視点から話が進んでいきます。
    今後もまたお読みいただき、楽しんでいただければ幸いです。