第91話・TRAVEL IN OKINAWA 14[okinawa power]
「「定番の〜国際通り〜〜!!」」
テンション爆上がりのりねこと恋那。テンション上がるのは分かるけど温度差あるとめっちゃウザいよね、こういう人たち。
「アレ食べたい!サーターアンダギー!アレは良いよねー!」
「壬央さん、サーターアンダギーそんなに好きなんですか?」
「いや全然」
「良いって言ったのに」
「テンションがもうおかしいね!ね!名嘉くん!」
「りねこさんもね」
「「テンション上がらない方がおかしいって!!」」
声を揃えて言うな、恋那りねこ。
「凄いな沖縄パワー」
「アレはあの二人がおかしいだけなのでは」
「佳己ちゃんもおかしくなっても良いんだよ?」
「それは二人っきりの時だけにしときます」
「わーズルい言い方ー」
「ドキッとしました?」
「いや!?全然??!」
顔を覗き込む佳己の悪い様な笑顔にドキドキ名嘉。チョロい。
「(わーやっぱり可愛い佳己ちゃん!その悪い笑顔も好き!・・・って私ヤバいかな)」
「(んー少しは調子を取り戻せたかな。ここで手を繋ぐのはリスク高いし名嘉さんスグ顔に出るからな)」
この二人は割といつも通りになってきたね。いつも通りの心の声だわ。
「さてさて、どうしようかな〜」
「え?恋那ちゃん何か言った??」
「いえ〜りねこさんが楽しそうで嬉しいな〜って♪」
「普通だよ??」
「それが普通はヤバい人ですよ〜」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます