第2話 ハーレムを作り始めよ、まずは美味い姉妹丼!
クロゼットにはたくさん服と装飾品があるんだけれど、大分派手すぎり着方も複雑そうな洋服ばかり。女装を着ることがない俺にとって一人でやれば、長い時間を掛けても着こなせないに決まってる。なお、内心が男性と思う俺はトレスなんて全然着りたくないぞ。
ったく…男装とかがあるのかって可能性はかなり低いが、探さなければならん。
えっと…うんん…
あッ!あったッ!
見つかった男装は執事らしい紫色のタキシードにネックラインが豪華な金色に彩って、左の胸に公爵家の紋章がある。ちなみにレイラの家系は昔バントってドラゴンを仕留めた故にバント公爵と叙爵された。家族の代表的な家紋はどす黒い騎士が白馬に乗りながら矛によって蒼いドラゴンを突く。
初めに着るおまけに豊かな乳房を収めるため、やや時間が掛かって着終えたね。
では彼女たちを呼び入れる前に鏡で身なりをチェックしてみよう。
壁ミラーからして一見だけで自分の姿に一目惚れちまった。金髪碧眼に薄い桃色の唇。雪のような透き通る色白の肌。黄金ほど高貴なロングヘアがサラサラとしながら抜群なスタイルがもってる。誰にも負けない大きさの乳房にデッカイお尻が上がってる。健康で生殖能力が高いと表示されてる。
やべぇ…俺は絶世の美女なんだッ!
が、おちん○がない。やっぱ、この体より俺はおちん○が欲しいなんだ。
こういう悲しいことをもっと考えると、涙が目に潤い本当に泣き出そう。クッソォォォ!おちん○を返してやがれよ!
はぁ…仕方ない、自分のおっぱいを揉んで落ち着いてやる。
あ♥ッ!気持ちいい…
ちょっと耽ちゃった…
ダメだ、俺は大和男児なんだ!このままだと、中身も女の子に変えちまうぞ!
顔を手で軽く叩く。
よっしゃ、今は気分がちゃんと整った。彼女たちを呼んでいこう。
「あんた達、今入れ」
「お言葉に甘えて入ります」
見新しいメイドはミスを犯したロングヘアのメイドを連れて来り二人はさっと土下座した。
「申し訳ございません、不器用な妹は愚かなことしてレイラ様を不機嫌にさせたんですけれども、妹は新人ですから、お許し頂きたいです」
え?どうしていきなり土下座した?あの…どうすればいいんだ?
俺はレイラに入れ替わったのが絶対バレられないように彼女たちに罰を下さなければならんみたい。
そうだ、まず彼女の顔立ちを確認するのは何よりだ。
「二人は頭を上げ」
おやぁ、けっこう可愛いじゃん。けれど俺の美貌に勝てないよ。
見新しいメイドは赤髪。黒いズボンを結んでるおさげに小麦の肌。顔からしてややロングヘアーの子より年長。乳房は同齢人と比べて優れてる。瞳は希少の琥珀色でありながら目の元に小さい黒子が付いてる。珍しいな…
ロングヘアーのメイドは妹さんらしい。瞳は髪と同じの色に肌色も小麦色。胸がやや膨らんでるが、まだ貧乳だね。
視線を胸に向け、へへへ~~~
二人のおっぱいはやや見えるぞ。
涎が垂れようとしてる。
「あのレイラ様…?」
って言った後に、俺はコホンと咳払いし彼女たちの注意を失態から引く。
「あんた達の名前と年齢は?」
「私はアリス・ジャラベールと申します。今十四歳です。妹はアリー・ジャラベールと申します。十二歳です」
うん、決まった。このチャンスでアリスとアリーをハーレムに入らせてやる。計画は二人をそれぞれに孤立し一人一人で調教して最後に3Pする。まさか、すぐに姉妹丼が食べられる。超ラッキー☆! これはきっと俺の不幸に対しての償いね。
「アリス、あんたはあたしを仕事場に連れていくわ。アリーはこの部屋を片付けて掃除してから仕事場に入れ。二人は分かるのかしら?」
「はいッ!レイラ様」
「分かりました。レイラ様、あの…妹についての処分は…?」
「仕事場にそれを処理するわよ、早く聞きたいなら、さっさと連れててね」
「はい」
さすが公爵の豪邸!寝室から仕事場まで十五分が手間取らざるを得ない。
「こちらはレイラ様の仕事場、ブラトスケ書斎です」
「うん、いっしょに入って」
「分かりました」
書斎の広さは日本の3LDKのリビングほど広い。天井にシャンデリアが設置され、木製のテーブルと椅子を一瞥しても高級で長々しい歴史がある逸品は理解できる。テーブルの上でバトン家のセロギという宝剣が放置してる。椅子の方は背もたれにテンの毛皮が羽織ってる。部屋の両側にはぎっしりと並んでる書物を保る本棚がある。茶色い壁に掛かり、巨大な額縁に騎士は勝利を示すように、死んだドラゴンの頭を持ち上げながら見物人に見せる絵が入ってる。
豪華絢爛と言っても言い過ぎない。
しかし、俺の注意は剣に引き付けられた。本物の剣は初見なんだ!
テーブルに行き、セロギをすらりと鞘から抜き出てから銀の剣身に差し込んだ陽光を反射する。素人の俺でも剣の切れ味がものすごくいいと分かってる。
鞘を腰に下げセロギを振り回すとビュンビュンと音を立てる。
「この剣は人の首を簡単に切り落とせるじゃない?アリス」って言った途端に彼女はわあわあと泣き出しながら「もう、ウウウ…申し訳…ございません、レイ、レイラ様…ゥア……、シクシク…、何でもし、しますから…」と言い出した。
なんか俺が彼女たちを殺そうとする誤解が起こったみたい。まあ、これは俺にとって有利の状況だ。
はははッ!このレイラ・ド・ドットに運は味方してくれてるッ!
剣を鞘に収め、笑いをかみ殺し椅子に腰を下ろしてアリスを呼ぶ。
「あたしの太ももに座れ、アリス」
「グスゥ…、はい…レイラ様…」
太ももに腰掛けてる彼女を懐に引きずってから抱く。
「アリスはあたしの意志を逆らった人の結末がどうだったのが知ってるでしょう」
彼女は俺の言葉を聞くと、ビクビクと震えながら何も言わずに頷く。
「うーん、あんた達を処刑しようかしら?」
「ひッ!それだけは…ウゥ…」
言い淀んだアリスの瞳にハイライトがぼちぼちと消え濁ってる。何もできない絶望に陥って壊れた人形ような顔を作った。
「やはり、これはちょっとつまらないね、アリス君はどうどう思う?」
「……」
「では、提案があるよ。それを従うと、君たちを許してあげるわ」
「え…?本…本当ですか…?」
「うん、あたしは神に誓ってもいいよ。けど、その内容は君が同意した後に教えるね。」
「レイラ様…わかりました…提案は何でもやります…」
「よかった、アリスとアリーを惨殺しないといけないと予想したけど、それを避けて本っ当によかったね」
「じゃ今説明してあげるよ。今からあたしの許可がないと、アリスはアリーに話しかけられないわ。それに」
「レイラ様、なぜこんな」
「あたしはまだ説明してるよ」
「それに、君に何かを命令したら、ぴったりと服従してください。今度あたしのルールを違反すると、二人ともに加えてあんた達の家族も含めてお仕置きする、分かったの?」
「はい…」
「分かったなら、今あなたに命じる。今後は下着を着ないでください。毎日突撃の検査があるよ」
「え?」
「さ、さっそく着てる下着を脱いで床に捨て」
「うぅぅ…わかりました」
ほほぉ~脱いで、脱いで、脱いでと言い出したいけれど、我慢してやらなければならん。
ブルブルと小動物が震ってる振る舞いをしながら下着を脱ぎ、見えた、見えたぞッ!白いなんだ!
下着がなかった体に手でメイド服に入りおっぱいとお尻を触りまくる。うわ、すごく柔らかくていい感触だ。
アリスは不意打ちにビックリし「あッ♥️!」って驚きの声を上げた。
チャンスは訪れた!
彼女がまだ驚いたままで舌を口に侵入して舌を絡め、「しゅ…ぐちゅぅ…んぅ」と互いの涎を交換する。
「ふぅぅぅッ♥️んぅーッ!」
「はぁ…んむぅ…うッ♥️!」
けっこう淫靡な声を漏らしてるね、アリス。
「部屋を掃除し終えました。レッ!」
パタンとドアがいきなり開けられた。書斎に進入したアリーはかっと目を見開き、アリスも慌てて俺から離しそうとしたが、逃がさずに力を入れてキスし続ける。まもなく彼女はルールを破らないように諦めキスを嗜んでいく。アリーは驚愕すぎて反応ができないままで立ちつくしてしまった。
数分後で意識を取り戻し顔が朱色に染まってた。
「ご…ごごごご、ごめんなさいッ!アリス姉さんとレイラ様をお邪魔しました。こっここから出ます」と聞いてからキスを止める。
「アリー、あんたはここに待って。」って言った後で、優しくアリスの頭を撫でながら耳にそっと囁く。
(アリス、君は部屋を去ってちょうだい)
(レイラ様、約束は…)
(安心しなさい、いい子をしたら、アリスとあんたの家族を守るわよ)
(わかりました…)
(ちなみに今後あんたはあたしの寝室の侍女として仕えるね。今日からいっしょに寝るよ)
(はい…)
アリスは赤色に涙でやや汚れた顔をして俯く。ルールを忘れることなくアニーに何も言わずに素早く立ち去った。
次の番はあんたね、アニー。お前も逃げられないよ!
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