エロくて可愛い女の子はたくさんいるのに、なぜ僕には出会いがないのか?
@tatsunari00
第1話 義姉と義妹と義母はプラチナブロンドの美人母娘。
「
その声は、いちごオーレにメープルシロップを溶かしたように甘い。
彼女はとても可愛い。
ただ、顔にモヤがかかっている。
「……またか」
僕はうんざりしたように首を振る。
夢だ。
たまに……いや時々…まあどちらかといえばよく見る夢なのだ。
高校2年生で特に彼女もいない通りで、僕はモテない。
これと言った特技も、特長も、特性もない僕にモテる要素など特にないのだ。
だからこうして夢を見る。
夢で見たって虚しいだけなのだ。
はぁ、起きよう。
毎朝恒例となった切なさを抱えて、僕、
☆☆☆
――ムニュ――
目が覚める僕の左手を柔らかなしっとりした感触が包む。
――ピチャ――
右手の指先を湿っぽくくすぐるような感触がある。
「またかよ……」
左手側にはプラチナブロンドの海が広がっている。
日本人ではない。
北欧からやって来た義姉である。
名前はリリア。僕の一つ上、18歳。
僕の左腕は、大きくて形が良くて触り心地が自慢の――リリアはよく僕に胸の自慢をしている――大きな胸の間にみっちりと挟み込まれている。
右手側には同じくプラチナブロンドをショートにした女の子が、僕の指をちゅうちゅう、ペロペロとしゃぶっている。
こちらは義妹。名前はレイミ。一つ下の16歳。
寝相の悪い義妹は薄い薄い下着みたいなパジャマがめくれ上がり、姉ほどではないものの、大きめな胸まで見えている。
家族になって半年。
さすが、ヨーロッパというかなんというか、かなりオープンだ。
寒い地方の生まれである彼女たちには、家族は一緒に寝るという文化があるらしく、こうなるわけだが、故郷と違って気温の高い日本では暑すぎるのか、格好が裸同然のようである。
朝の弱い二人を起こさないように抱き枕にされている手を引っこ抜けば、そそくさと着替えて下へ降りる。
家族とは言え、彼女のいたことすらない僕には、なかなか刺激が強いのだ。
家族のことをそういう風に見るのは、倫理的に大問題なのだが、二人とも画面の向こうで見るような美少女達だし。
☆☆☆
「オハヨー、スミ!」
台所に入ると、やはりプラチナブロンドの白人美女がいる。
義母である。
「おはよう、母さん」
名前はジェレスカ。とてもそうは見えないが18歳と16歳の娘を持つ母であり、これでも43歳である。
格好も凄い。
やはり暑いのだろう。
朝から、チューブトップとホットパンツでばっつんぱっつんの身体がほとんど見えている。
その上に白いエプロンを付けた姿は、血の繋がりはないとは言え母である立場の人に抱くべきではない感情が競り上がって来そうで困る。
「ゴハン、デキテルヨー」
明るく言うと、椅子を引き、そこに座る。
「いや、母さん……」
「ココドーゾー」
キラキラの笑顔でムチムチの太ももをポンポンと叩く。
「ハズカシクナイ。ワタシノクニデハフツー」
そう言われれば逆らうことも出来ず、恥ずかしくなりながら、義母の膝の上に座る。
背中に弾力と柔軟さを兼ね備えた感触がみっちりと押し迫る。
「ハイ!アーンヨー!」
新婚早々父が海外転勤してしまい、異国の地で不安であろう義母に笑顔で言われては逆らい辛い。
また息子のいなかった義母は、初めての息子ということでそれも嬉しいらしい。
「美味しいよ、母さん」
僕は恥を忍んで、差し出された小さく切られたフレンチトーストの欠片を口に入れた。
§§§§
あとがき
少しでも面白いと思ったら星とかブクマとかハートとかよろしく!
ウソでもええので!笑
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