時間の精霊の禁断

ユリ

第一の掟 人の生死

いなくなる。

小学校卒業式。

小学校の仲間と離れることになり、悲しい……なんて感情はない。

ただただ、この学校を卒業、いや、抜け出せて、本当に良かった。

この学校での唯一の喜びといえば、美希という親友に出会えたこと。

それ以外は、本当に最悪の六年間だった。

6送会。低学年の子達が、なぜこんなことをしなくちゃいけないの?という顔でダンスなどをする。

嫌だよね、無理矢理だもんね。

それも今日で終わった。



そんな昔話がある私の、中学の入学式。


小学生の入学式を合わせると、人生二度目になる入学式に、どきどきしながらも、これからの生活を楽しみにしたりする。

そうしてワクワクしている間に、入学式はあっという間に終わり、親友の伊藤いとう美希みきと共に家へ帰宅している最中だ。

雑談を楽しんでいると、美希に一本の電話が入る。

美希は電話をスピーカーにして、電話に出た。

すると、美希の母親の緊迫した声が。


「美希!?悠太がちょっと目を離した隙にどこか行っちゃったの!!連れ去られたわけではないんだけど、事故にあってないか心配だわ!今日入学式だけど、探すの手伝って!!そこに遥ちゃんいるわよね!?」


高梨たかなし はるかーー私は、いきなり呼ばれてとても驚きながらも、「あ、はい!?」と返事をする。

すると、


「本当に申し訳ないんだけれど、悠太を探すの手伝ってもらってもいいかしら!?遥ちゃんは無くしものとか見つけるの得意だし!」


と言い出した。

「は、えっと、、、?」

私が戸惑いの声を上げると、美希の母親は肯定と勘違いしたのか、


「ごめんなさい!よろしくね!!」


と言って電話を切った。

とても焦っているのだろう。いつもの二倍ぐらいの速度で喋り、息が乱れていた。

話を聞き終えた美希は、顔をこれまでにないくらい真っ青にして、


「ご、ごめん遥!せっかくの入学式だけど、探すの手伝ってくれない!?」


と言った。

つまり簡単にまとめると……

・まさかの美希の入学式に、悠太(美希の弟)がどこかに行ってしまった。

・私は探し物が得意→悠太探すの手伝って欲しい。

ってことだと思う。


私はもちろんOKといい、まずいそうな場所から探すことに。

近くの公園、駄菓子屋、片っ端から探すことになるが、それだと効率が悪い。



どうしよっかなぁ、、、




〜✴︎〜✳︎〜⭐︎〜✴︎〜✳︎〜⭐︎〜✴︎〜✳︎〜⭐︎〜✴︎〜✳︎〜


今回これが初めての小説になるのですが、今回のお話、めちゃくちゃ文字数が少ないというマズい状況に。やっぱり展開が早かったかなぁと少ししょんぼりしています。

二話目の文字数を多くしたりなど、初心者なりに頑張りますので、温かい目でみててください。


この小説は、私がまだ小学校低学年だった時(想像力が豊かだった時)に書いたお話の文を編集したものです。


面白い内容だなーと思ってくださったら、次の話もどうぞ!

(誤字、脱字があれば教えていただけると嬉しいです……!

 あとアドバイスとかも、あればもうズバズバとお願いします!)

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