豚にイチジク……ホントだったらこれまた悲しくて悔やみきれないっ!
これにて、二人とも文字どおりの旅が。そして秘密を抱えた人生の、音楽を翼にした二人旅が始まることが決定しましたね!
作者からの返信
なんか色々理由をつけられたらしいですよ。
一応、こんな手術は禁止されているので、「事故で仕方なく~」という理由付けが必要だったんでしょうね・・・
「音と音が結びつき、二人の魂が溶け合ってゆく」
……オリヴィアとリオのデュエットを読み味わいながら、同時に、前回のお父さんの二本のギター弦が目に浮かびました。
「――どうだ? 完全に調和させるとうなりが消えただろう?」
……完全な二本の弦のように、溶け合うふたり。ふたりの出逢いとハーモニーを、お父さんも喜んでいるように感じました。
そして、二本の弦の不協和音のうなりはまた、悪魔の存在をも思わせて……完全な調和に、うなりが消える。アンナの悪霊も、オリヴィアのなかの悪霊も、ふたりが歌う、天上と地上をむすぶ響きのなかで、溶けて消えてゆくのでしょうね。
音楽、ヴィジュアル、人間たちの感情が、あますことなく織り込まれて、たいへん読み応えのある、素晴らしいシーンだと思いました!
作者からの返信
うおお、素晴らしいご指摘!
そうですね、前回の調和するギターの弦のように、リオとオリヴィアの声は一つになってとけあうのです!!
「天上と地上をむすぶ響き」というのもすごく良いです!
どんなに神聖な歌声でも、声は人の肉体があってこそ。
地上に生きている人間の喉から生まれるものなのですから。
花純さまのたぐいまれなる感性で読み解いていただけて光栄です!
ジャンなんとかの自称「音楽愛好家」は、どこまで信用して良いものなのか……。
ともあれ、オリヴィアがリオと離れることにならなくて良かったです。
難しいであろうアルトパートを、男性のソプラノに合わせてよく歌い切りましたね。すごい!
作者からの返信
オリヴィア、アルトパート歌いきりました!
ソプラノにつられやすくて、難しいんですよね💦
練習した甲斐があったようです!
ジャンなんとかが信用できるかどうかは・・・少しずつ分かって行きます!
オリヴィア、リオとの合唱でしっかりと二人ともに過ごす未来を勝ち取りましたね!
オリヴィアの性別についてジャンは知らず存ぜぬを突き通す様子。味方とは言えませんがそれでもやっぱりいい人な感じがします。
性別を隠しての生活は大変な気もしますが、二人ならきっと乗り越えられることでしょう!
作者からの返信
ジャンはいい人なのか、どうなんでしょうね~💦
悪人ではないと思います。
現代の倫理観だと悪い人っぽいかも知れませんが、当時の人々から見れば、結構いい人だったかも・・・
結構あとのほうでジャンがワインに酔いつつ、自身の思いを語るシーンがあります(n*´ω`*n)
ジャンなんとかさん、いつの間にかちゃんと地の文でジャンと愛称(?)になっている!
オリヴィアも無事音楽院へ行けることになってよかったです!
アンナおばさん、あれだけメダルを拾おうとしては落としていたのに、
手のひらに乗せている……!? 二人がデュエットしたおかげかもですね!
作者からの返信
地の文でジャンの扱いがマシになったのは、きっとオリヴィアが多少は心を許したのでしょう。
うん、きっと1ミリくらい笑
>二人がデュエットしたおかげかもですね!
そうです!
時々思い出したように悪魔祓い関連の話が出てきますっ😂
素敵なデュエットでした!二人の視線が絡み合っての一体感がいいですね。
アンナは二人の歌の力で浄化されたのかな?
作者からの返信
二人のデュエットを聴いていただきありがとうございます!
そう、まさにアンナは浄化されたようなのですが・・・果たして!?
やったーー!オリヴィアも行けるんですね、よかった。アルトって難しいですよね……主線じゃなくてハモりが多いですし。
作者からの返信
合唱なんかだとアルトは内声だから難しいですよね!
多声音楽だとどのパートも等しく動くので、ソプラノでもアルトの下にもぐるときがあって、ひやひやしますが笑
コメント失礼します。
オリヴィア、よかったね。リオと一緒に音楽院に行けることになって、読者として安心しました。
オリヴィア、商家に売られて苦労するんじゃないかと予想したので、外れてよかったです。
前回、聖書の引用で、持っているもので満足しなさい・・という一文が印象的でした。外見や富、名声を持っている人を羨ましいと思うと、災いの種になるのかなと深く考えさせられました。
男装の歌姫として活躍するオリヴィアを見守っていきたいと思いました。
作者からの返信
聖書中の「持っているもので満足しなさい」の一文は、お金をたくさん持っている人をうらやましがるな、という文脈で語られているけれど、才能にも言えることですよね。
特に声楽は声という楽器を取り換えることはできないので(お金をかけてよい楽器を購入する手段なんてない)、自分の持って生まれたものを愛し、磨きあげるしかないのです。
いつもコメントありがとうございます!
私が歌いだすとすぐにリオが三度上のフレーズで追いかけてくる。
あー素敵!三度「上」という表現がまたいいですね~。
ソプラノリオ君ですものね~。
「レボルバージャンキーズ」なるTMGEのゴリゴリロックを聴きながらのコメントで恐縮ですが(しろめ
作者からの返信
ミッシェル、なつかしいです!
自分が詳しいわけではないので、タイトル言われて曲が頭に流れたりはしないのですが、大学時代バンドサークルにいたので演奏してる人をよく見かけました!
そうなのです、リオくんがソプラノ、オリヴィアがアルト(というかメゾにかなり近い声)なのです。
男子が上のパートってのがバロックなんですよ~(n*´ω`*n)
オリヴィアが認められて、鳥肌が立ちました。聴き手がいることをメリットに捉えられるのも才能の一つですね。
アンナもルイジもいつか救われてほしいです……!
作者からの返信
>聴き手がいることをメリットに捉えられる
そうかもです。目立ちたがり屋なんです、オリヴィア。
聴いてほしい、見てほしい、人気者になりたいという深層心理のある子です。
>アンナもルイジもいつか救われてほしい
お優しい! 小説を書かれる方はお優しい方が多いのではないかと思います。
一応、バッドエンドではない感じにはなるのです・・・💦
こんにちは。ここまで毎回ドキドキしながら読み進めてきました。
歌が物語の中で描かれているのがとても素敵です。
ちょうどクリスマスで聖歌をたくさん聴いてきたところに、オリヴィアとリオの美しい歌声に重なりました。
これからの展開がとても楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ありがたいです✨
確かにクリスマス時期にタイムリーだったのか、微妙に冒涜ともいえる内容なのか💦
怪しい線を行っております!笑
2人の歌を聞いてくださりありがとうございます!
おおー、やっぱり二人のデュエットはすごかったんですね!(語彙力)
そしてそしてもしかして、アンナ叔母さんにも変化が……?
作者からの返信
はい、二人のデュエットを家の中から聞いたアンナおばさんにも大きな変化が訪れました!
アンナおばさーん!
初めてのデュエットで無事、初悪魔祓いに成功!
良かったねルイジおじさん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ルイジおじさんには幸せになって欲しい!
作者からの返信
ルイジおじさんに優しいお言葉、ありがとうございます!!
本人たちは悪魔祓いに気付いていませんが、成功しました✌
一応、アンナにとってもよかったってことで・・・(?)
悲鳴が聞こえてくるの、地味に怖いですよね笑
作者からの返信
どこのホラーだって感じですよね笑
初めて悪魔を払ってあげたのは、アンナおばさんだったのですね!!
それで二人の声にそういう力があると分かったのか〜(*´ω`*)
作者からの返信
「それで二人の声にそういう力があると分かった」その通りなんですが、本人たちは分かっておらず笑
読者様には分かり仕掛けでございました。
初めて悪魔を祓う相手はおばさんだったんですね~(;´∀`)
おっしゃる通りです!
あぁ!
良かった!
そして、ジャンなんとか。
音楽を愛してあるのは分かりました。でも、リオ君が1枚上手と。リオ君、やはりただ者じゃないですね。
作者からの返信
リオがすっかり小悪魔になってしまった😱
直情型のオリヴィアのほうがマシなレベル!
なかなか複雑な天使です(´;ω;`)
ふたりのデュエットは、素晴らしかったんですね。
オリヴィエーロ誕生ですね。
アンナおばさんがメダルを拾えたということは、悪魔がいなくなった?
作者からの返信
オリヴィアの試験なので、ちゃんと上のパートにつられず、しっかり歌えていたようです👍🏻
はい、メダルに触れられたアンナ、悪魔が消えたっぽい!?
>先へ進む私に追いすがり覆いかぶさるように、彼の歌声は自由自在に羽ばたく。私は彼の下でそれを支えながら、抱きとめ包み込むように歌った。音と音が結びつき、二人の魂が溶け合ってゆく
ここの表現完璧、素晴らしい、デュオの真髄を的確に捉えていると思います
歌の翼に(メンデルスゾーンの)という歌を初めてきいたとき、これぞ歌の本質だと思いましたが、それを文字だけで見事に表現されていて脱帽です‼️
作者からの返信
メンデルスゾーンの歌曲を思い出していただけるとは!!
畏れ多いです!
二つのパートが絡み合う(それが例えば楽器同士でも、ソロパートと伴奏でも)美しさを思い出して下さるみかぼし様、さすがでございます✨
編集済
豚と衝突に、高い所の無花果を取ろうとして落ちた…理由が面白くて絶妙ですね笑
「なんだか私、食いしん坊みたいじゃない?」と突っ込みを入れているオリヴィアちゃん、そこじゃないという感じが可愛いです。
オリヴィアちゃんのソロ、そしてリオ君とのデュエット…二人の歌声が今にも聞こえてきそうな描写が本当に素敵でした…!
オリヴィエーロ君なオリヴィアちゃんも格好いいですね。
作者からの返信
絶妙な理由で男性ソプラノになったことにされる二人です笑
実際には「馬から落ちた」がよく使われた言い訳だとか。
(手術は禁止されていましたからね! ほんとかよってくらい、されてるんですが・・・)
大体、その事故でそうなる? とかいろいろ問い詰めたいですよ、昔の人に笑
二人の歌声を想像して下さりありがとうございます(n*´ω`*n)
こんにちは。
やはり、歌唱の表現が素晴らしいです。前の回ですが、オリヴィアさんが歌う、故郷→教会→磔刑図→リオネッロさんの流れが、読者にもイメージが湧きやすく、オリヴィアさんがどのような風景を思い浮かべて歌っているか良くわかりました。
リオネッロさんとのデュエットも、相性ぴったりですね。
「本来祈りの歌は、主のためにのみ歌えばよいのかも知れない。だが〜〜聴き手がいるという喜びを、私は初めて味わった。」
なるほど、なるほどです。
これは歌う人じゃないと、出てきそうで出てこない言葉ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
またレビューまで書いていただき、大変感謝です!!
「書きたいものを書くんだ!」があふれてますよね・・・カクコンは読まれるのが分かってるからってこういうのをぶつけちゃいかんですよね笑
故郷→教会→磔刑図→リオネッロの流れ、汲みとっていただき感謝です!!
歌ってるときにトリップしちゃう、あれです笑
歌い終わると違う世界にいたことに気付くやつ。
はい、歌ってるシーンはかなり自分が歌ってきた経験で書いてるところがあります(≧▽≦)
教会で歌うのは好きなのですが、特にミサの中で歌わせていただいたのは素晴らしい経験でした。
拝読致しました。
お、オリヴィアちゃんの勝利ですね!( ╹▽╹ )
いや、オリヴィエーロ君かぁ。
結果から見れば、オリヴィアちゃんとリオ君は共に音楽を学ぶ道を切り開け、ルイジおじさんは伴侶が正気の兆しを見せ、ジャン野郎は金を二人分+返金も着服して大儲け。
蓋を開けてびっくり、三方よしの決着!?Σ(゚Д゚)
しかしジャン野郎がいいことづくめなのはスッキリしない、心狭き読書な自分なのでした(^_^;)
負けない心が強いオリヴィアちゃん、イイネ!( ゚∀゚ )
作者からの返信
ジャンもしっかり得してるのは、読者様には「ごめんて」て感じなのですが、こいつ絶対自分が損することはOKしないので・・・(;´∀`)
リスクゼロ、儲けしかない話だから一肌脱いでくれた感じですね笑
これ以降はあまりつらい展開はない・・・といっても主人公たちにはないというだけで、悪魔関係の話が出るたびに、誰かの悲劇は描かれる気がします(^▽^;)
オリヴィアにイイネ、ありがとうございます!
いや、待ってましたアンナ回!救われてくれっ……!
作者からの返信
言うほどアンナ回じゃないかも・・・でも2回にわたって彼女の顛末を描くことにはなります!
一応、救われ・・・るかな?
少年たち?
玉無しと男装⋯⋯少年でまちがいないなヨシ!
名前がオリヴィアがエロくなったみたいで笑った。
作者からの返信
少年たちだよ、うん!
オリヴィエーロって名前にエロが入ってるのは気づかなかったw
もうこの時点で相性最高のハーモニーなわけですね。
オリヴィアが男性名になったからリオくんはリオネッラになるのかしら。
作者からの返信
>リオくんはリオネッラになるのかしら
なりません笑
リオは男子のままです!
確かに。この時点でよいハーモニーみたいですね。
心を一つにして歌えるからってのもあるのかも。
あっ、アンナさん、元に戻ったのかな?
リオとオリヴィア二人の歌が揃わないと悪魔祓いの効果がないんですね。
二人の愛が、悪魔を退けるのかな? 素敵です。
そして、ルイジおじさん。
かっこよかったです。 最初はうーんって思ってたけど、とっても素敵なおじさんだったんですね♪
嬉しいです♪
作者からの返信
そうです、二人の愛が悪魔を退けるというなんだかあまぁい設定です(恥っ
ルイジおじさん、かっこよいですか!?
最後には魅力的な人になってくれてよかったです!
綾森れん様、コメント失礼致します。
オリヴィアは道を開きましたね。
ジャンバッティスタに認められたのはいいが、少年としてなのか。
それなら歌劇ミュージカルのソリストも務まりそうなんですよね。
まあ村を出る口実を作らなければならないので、男装でも気に入られるのが第一なのでしょう。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
まあ男装しないとリオと離れ離れになっちゃいますからね。。。
二人がもっと豊かなら都会に引っ越して、よい先生につくこともできると思います。
この時代は才能があればレッスン代は後払いOKだったので。
でもよい先生は都市にいる(貴族から作曲などの仕事をもらうので)、しかし都市に住むには・・・寄宿舎生活の音楽院ってのが一番マシな選択肢でした(^▽^;)
『なんだか私、食いしん坊みたいじゃない?』
オリヴィア、そこじゃない(笑)。
次回アンナおばさん回!
正気に戻っているのなら、ルイジおじさんもどんなに喜ぶか…。
楽しみです!
作者からの返信
オリヴィア、自分自身にくっつけられた作り話がお気に召さないようです笑
こういうのはどうせ作り話だと、みんな分かっていると思うんですけどね(^▽^;)
アンナは果たして本当に正気に戻ったのか!?
二人のデュエット素晴らしかったです。二人のハモリがまるで愛し合っているかのようで、プロローグの情景も同時に思い出しました。
ジャンなんとかさんの憎めない性格もいいですね。
次回はアンナおばさんですか。楽しみにしています!
作者からの返信
お忙しいところ読みに来ていただきありがとうございます!
はい、実は二人のデュエットは愛し合っているように・・・ということをイメージして書きました。
ジャンなんとか、やなやつなのですが、憎めないと言っていただけて嬉しいです(n*´ω`*n)
人は悪い部分も良い部分も持ってますよね~
編集済
アンナおばさんの悪魔が浄化された、とか?
リオくんとオリヴィアの歌声が重なると、なにかが起こる的なあらすじでしたもんね!
作者からの返信
そうです、あらすじを覚えていて下さり、ありがとうございます!
私はあらすじを読まずに本文を読んでいることも多いですし、本文読んでいるうちにあらすじを忘れています(;´∀`)
アンナ、もしかして歌声で少し正気にもどった??
次回、アンナ回かぁー。(笑)
作者からの返信
ですです、正気に戻りました!
全面的なアンナ回ではありませんのでご安心を!!笑
>二人の少年歌手を連れてゆく
なるほど、オリヴィアは少年として音楽院に行くのかー。
>銅貨一枚もいらんから娘の願いを叶えて
ルイジおじさん!!!!!
やっぱり悪い人じゃない!!!!
>アンナおばさんが聖なるメダルに触れているだと!?
どういうこと!?
次話も気になります(((o(*゚▽゚*)o)))
作者からの返信
はい、ナポリの音楽院は男子しか入れないので、少年として、ということになります(^▽^;)
ルイジおじさんは小心者ではあるけれど、良い人でした。
詐欺師に騙されて一文無しになっても良心を失わなかったのです😊
ついに音楽院へ!
ちなみにアンナ回……ボクはちょっと見てみたいです。
怖いもの見たさ的な。
作者からの返信
2回続けてアンナに焦点が当たるのですが、間違ってもアンナの一人称が始まったりはしないのでご安心ください!笑
いえいえ、アンナ回、俺は嬉しいよ〜〜。悪魔が抜けてよかったよ〜。
気になっていたからねw
こういうハッピーな展開も、いいですね。自分のは鬱展開そこそこなので 笑
作者からの返信
そうそう、メダルに触れているので悪魔が抜けたの分かっちゃいますよね。
だからといって100%ハッピーではないけれど、とりあえずよかったということで笑
聖なるメダルであります(*_*;アンナさん、それを触れてどうするであります?
作者からの返信
はい、聖なるメダルに触れるようになっていました! なぜ・・・?
……あれ? まさかのおばさん回?
意外過ぎて逆に楽しみです!
作者からの返信
おばさん視点とかじゃないですよ!🤣
でも2話続けてアンナに焦点が当たると言えば当たるのです笑
美しい2人のデュエット!
素晴らしいです👍
作者からの返信
コメントありがとうございます!
リオとオリヴィア、デュエット頑張りました(≧▽≦)