女子高先
@esquizofrenia
女子高先
生徒たちは蜂起した。ロシアからの留学生エカテリーナからもたらされたアイディアにより、生徒たちは権利意識を覚醒させ、学習環境の是正を訴えたのだが、教頭は赤化した学校を学級崩壊ならぬ学校崩壊とし、中央政府に通報。全国ニュースに取り上げられた博光女子高等学校の現状を見た同志たちは、『ルージュの発熱』と題し全国へ伝播していった。
「女子高生による、女子高生の教鞭をとるのだ」とスローガンを掲げ、インターナショナルイデオロギーと化した学習運動。通称『女子高先』は、次第にフェミニストイデオロギーと融合していき、当初の純然たる学習アイディアとはかけ離れてしまったころ、新たな転校生バフェット美智子は「私、来週からホームスクールリングにしますわ」と言い残し、学校をやめていった。
全国の女子高の教鞭を掌握したものの、複数の暴行事件が指紋により発覚。逮捕された指導者ノリ美は、少年院で新たな闘争を計画していた。
女子高先 @esquizofrenia
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます