第381話 ハーレムの醍醐味満喫します!!!!!!!!

 それからオレたちは海を上がり、お昼ご飯をみんなで食べることにした。


 ステラとミリアが作ってくれたという軽食を食べ、英気を養ったらついに本日一番のお楽しみだ。はじめよう。


「ティナ、認識阻害を、一応ね」


「……」


「ティナ?」


「わかったのじゃ……」


 ティナが片手をあげ、もやもやと膜が張られる。なんだか、表情ももやもやしてる気もするが気にしない。


「ふぅぅぅ〜〜……すぅぅぅ〜〜……」


 オレは、大きく深呼吸した。正直、ずっと我慢していた。それを解放するときがきたのだ。緊張をほぐすように息を吐いて、みんなのことを見つめた。


「うふふ♪」


「ステラ」


「はぁい♪」


「リリィ」


「は、はい……」


「ノアール、来なさい」


「え?の、ノア?……ティナねぇね……」


 なにをさせられるかわかったノアールがティナに助けを求める、


「わ、わしは……」


「んー?じゃあティナも来て」


 オレすっくと立ち上がって、海パンを放り投げた。


 美少女4人がオレの周りに集まる。


 左側にステラとティナ、右側にリリィとノアールだ。ステラとリリィがオレに近い方につき、オレのことを見つめる。ティナとノアールはお互いのことを見ないように目をそらしていた。


「さぁ、まずは準備してもらおうか 」


「ティナねぇね……」


「ノアール……」


 2人はお互いがしてるのを見るのは初めてのことだ。昔から近くにいた仲なので、恥ずかしいのだろう。そんな2人の頭を掴んで奉仕を促す。


「ママはもうしてるぞ?」


 リリィとステラは、すでにはじめてくれていた。ティナとノアールもはずかしそうにしながらはじめてくれる。


 ティナとノアールは、オレを挟むように座っている。だから、たまに目が合ってしまって、恥ずかしそうに眼をそらす様が最高だった。


 そんな光景をしばらく味わったら次だ。


「ミリア、クリス、コハル、ソフィア」


 4人を呼び、同じことをさせる。事前の説得の甲斐があって、激しく抵抗する子はない。理想のハーレムを満喫できていた。


「ふぅ……それじゃあ、お尻を向けて四つん這いになって並んでもらおうか……」


「……」

「……」


 みんなが恥ずかしそうにしながら、オレにお尻を向けてくれた。


白い砂浜の青い太陽の下、レジャーシートの上に個性的な水着を着た美少女たちが並ぶ。


 一回立ち上がって、隅から隅まで鑑賞しても隙がない布陣だった。


 左から、ティナ、ノアール、リリィ、ステラ、ミリア、コハル、ソフィア、クリスの順番に並べていた。それぞれの水着はとっても可愛くって、さっきまで普通に遊んでいたのに、今はこんなことを……

 そう考えると、すぐにむしゃぶりつきたくなる。


「まずはティナからだ」


「お、おぬし……くぅぅ……」


「ティナねぇね……」


 昨晩、本当に寸止めばかりをして、一度も満足できなかったティナはすんなり陥落してしまう。

 そんな情けない姿を隣のノアールに間近で見られてしまった。


 次にノアールに移る。にゃんにゃんと子猫の鳴き声が心地よい。ティナが初めて聞く鳴き声だろう。こちらのことは見ないようにしていたが、彼女の長いエルフ耳には良く聞こえているはずだ。


「リリィママもノアールに見てもらおうな?」


「パパは悪い人です……」


 そう言うリリィも素直な反応を返してくれる。清楚な白い水着美少女を汚しているようで、色々な背徳感を味わえた。


「ラーイさん♪」


 ステラはまたオレを誘惑するようにお尻を振ってきた。


「一昨日の分も愛してください♡」


 挑発するようなことを言う。一昨日、競泳水着で奉仕してもらったお礼をするように、入念に味わわせてもらった。


 そして、隣のミリアへ。


「やっぱりミリアにはピンクが似合うよなぁ」


「お、おにい…ちゃん…」


 妹に覆いかぶさって、ピンクツインテのいい匂いを嗅ぎながら、ピンクの水着を楽しんだ。


 コハルの後ろに移動する。


「コハルの水着って誰が選んだの?」


「ソフィア……だけど……なん?……あっ!?」


 不意打ちをしてやった。でも準備は万端だ。なるほど、この水着はソフィアが選んでくれたのか。デニム素材の短パンは活発少女のコハルに似合っていて、とても楽しめる。


「コハルは運動は得意なのに、こういうときはいっつも消極的だよね?」


「だ、だってぇ……はずかしいから……」


 素晴らしいポニテだ。


「ここまでくると天才かもね、変態」


 移動してきたら、開口一番罵倒してくる。いや、褒めてるのだろうか?ふむふむ?


「はいはいツンデレツンデレ」


「コイツ……」


 憎まれ口を言っていたが、腰をガシッと強く掴むと、


「ひう!?」

 と声を上げて大人しくなる。さらに大人しくなるまでわからせてやった。


「じゃ、まずはおまえで。嬉しいだろ?嬉しいって言え」


「な、なんだこいつ……」


 クリスの後ろに立ち、構える。こいつも憎まれ口だ。

 ツンデレが連続したな、そう思いながら、まずは一週目を楽しんだ。


 すごい……すごいぞ……


 ハーレムがここまできた……ここまできたか……ここまでくるともはや芸術だ……


 芸術点100万点……


 よし……


 そんなわけのわからないことを考えながら、2週目は思うがままの順番で愛することにしてみた。


 誰が欲しいか言わせてみたりと、いつもの楽しみも忘れない。


 今日ここに、新たなスーパーハーレムが爆誕した。


 愛する嫁8人とのイチャイチャラブラブえっち、理想的すぎる異世界ハーレムライフに、オレの脳みそはとろけそうであった。


 え?いつもとろけてるだろ?

 うむ、そうかもしれない。

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