ブログサイト「血と無為」より
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七月三十一日(日) 投稿者 : 守屋
ご無沙汰しています。
先日は突然の停止宣言で、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
Mが五月に他界しました。それに伴ってブログをお休みさせていただいていました。
しばらくは何もする気がおきず、ベッドに寝転がって本を読むだけの日々でした。
面白い本は何冊かあったのですが、中でも面白かったのは、岩波新書の『吸血鬼伝承』という本です。伝統的な、民間伝承のなかの吸血鬼は、長身にイヴニングを纏った紳士風の男などではなく、経帷子を着た田舎の農夫なのだ、とその本には書いてありました。私たちがヴァンパイアと聞いて思い浮かべる黒マントのあの姿は、ブラム・ストーカーの創作で世に広まったものなのだそうです。そのストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』にしても、私が今まで漠然と抱いていたドラキュラ伯爵のイメージとは随分違って驚きました(私は結構夢が壊れました)。
私が思うヴァンパイアは、赤い瞳をしていて、長身で声のいい銀髪の美形です。で、アリスアウアアを着こなしている。
……と言ったら、軽薄だと笑われるのでしょうね。
ヴァンパイアにも
こういうことをもっと勉強するために、私は近々、海外留学するつもりです。
かかっている心療内科のカウンセラーの先生に、アメリカの大学で文学を教えておられるA教授をご紹介頂きまして、その方について勉強できれば、と思っています。メールでは何度かやりとりしていますが、かなりユニークな方のようです。吸血鬼に関する本も、A先生に教えてもらいました。……もう少し早く先生と出会えていれば、もっと良かったのですが……
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