(二)-3
メグはブリッジがある方を向いて立ち、銃を向けて構えた。敵を見つけたら即座に発砲できるようにだ。初めてだが自然にそういう行動がとれたのはつい先日までの厳しい訓練の賜物だろう。
そしてエレーナがコンテナの角から敵のいる方へ射撃を始め、「ヨギョン!」と分隊長に声をかける。
すると二人は銃身の短い小銃をセミオートにして交互に撃ち始めた。するとすぐに通路の方から「ぐわっ」という男性のうめき声が聞こえた。交互に打つ際のわずかな銃声の切れ目に隙に敵が射撃しようとしたのだろう。しかし敵が撃つよりも早くヨギョンかエレーナの銃撃が敵を打ち抜いたのだろう。すごいコンビネーションだった。
(続く)
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