第1部:紅の大地と白の唄

登場人物

登場人物

《 ルンファーリア 》 

北大陸の大国。聖霊・ラゥを集めてようとしているという


・ユタ 

  ルンファーリアの神官。実力はあるが、その奔放さに周囲は振りまわされがち

・ラトゥータ

  ルンファーリアの神官。ユタの同僚で、無二の親友でもある。怒ると怖い

・クルス

  ルンファーリアの創始者にして指導者。過去を視る瞳「金糸玉」を持つ

・レイティア

  神殿の深部に暮らしている。未来を視る瞳「銀糸玉」を持つ。クルスとは双子

・ヒム

  ルンファーリアの神官。ユタに絶対の信頼を寄せている

・ノルカ

  ユタの副官。街の商家の出身。下積みからのたたき上げ。堅物

・タムタ

  ユタの騎獣で相棒。彼女の影に潜む「イーロゥ」と呼ばれる四足の獣

・ファート

  謎の少年。神殿の古い書庫に居たところ、ユタと出会う



《 朱 》 

 ルンファーリアに抵抗するため、ムルトの村々が集まってできた組織


・アシュレイ

  朱の中心人物。ムルトをまとめ、朱を組織した。飄々としており楽観的でもある

・ギル

  朱の副将のひとり。アシュレイの右腕を務める頑固者

・ケト

  朱の少女。アシュレイのことを慕っている

・リンヴァ

  朱の少年。兵士に憧れているが身体が弱いのが悩み

・ロルダ

  朱の医者。腕がよいと評判で「お医者先生」と呼ばれている

・ルウ老子

  ムルト巫女長の老婆。ムルトの巫女たちを束ねる



《 カリムの村 》

・エマト

  カリムの少女。祠守の家の娘。見た目に劣等感を持っている

・リロン

  エマトが祠の森で出会った謎の青年

・ナァト

  祠に祀られている聖霊・ラゥ





《ラゥ》

聖霊とも呼ばれる世界を構成する力をもった存在

「はじまりの唄」に出てくる18のラゥと、それに連なる眷属がいる


《ラゥの司》

ラゥと共に在り、ラゥをその身に宿すモノ

そのラゥが属する力と、不老の器を持つ。不死ではない


《グラーチィア》

世界各地で突如として霧のように現れ、霧のように消える黒い怪物

グラーチィアが現れた場所には、何も残らないという


《カリム》

不思議な力を持つといわれる古の民の呼称

その独自の術はカリュムントと呼ばれるが、現存しないとされている

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