地球の守護神さま!

@kakukaki

守護神は地球に行きたい

第1話 

       最後の神の物語


そこは人が来ることを拒まれた空間名を『宇宙』。

そこに一人のがいた。

彼は生まれた時から宇宙におりある物を守護していた。



彼は月面におりただひたすら剣を振っていた全裸で。

相手を殺す剣相手を生かす剣あらゆる剣を振る。

「………フー」

振るのをやめ剣が虚空に消える。

「今日の素振りはこのくらいで終わりだな次は走るか」

と言って陽気に走り出す。

走っていると異物の気配がした。

「今日も来たのか懲りないな」

月面から一気に巨大な宇宙船の上に飛ぶ。

「いい加減諦めたらどうだ。私がいる限りは指一本も触れさせんぞ。諦めて帰るなら許してやる」

と言い放つと宇宙船から人間の体に触手を生やしと頭にタコでも乗せたのかと思う宇宙人が出てくる。

しかも胸元に星が五個付いているので相当偉い人物だとわかる。(多分)

「貴様が代表のものか即刻され!」

威圧感マシマシで言うが宇宙人は何も答えず彼の方にバッと手を振ると砲台が彼の方に向き総攻撃してきた。

「あくまで拒むというのだなならば……斬る」

何もない場所から剣を取り出し弾を斬る。

斬り続けていると段々と勢いがなくなっていきついに何も飛んでこなくなった。

「この程度で終わりか舐められたものだな」

「&-」@79/」3)1¥@7/!djfjqん→fjqlqjふぃ!/8@「/」。fgsks」

偉そうな宇宙人が何か言っているがよくわからないかった。

彼は剣を虚空にしまい船から離れる。

「@(-」¥):!-?、!-「@+{%!}$]!_“|!」

そう言うと船の中から巨大な大砲が出てきた。

「:)@」/!@/¥:!@!/¥&-!@):」

地球に向けて発射される。

「やれやれもう死んでいるのに無駄な事を散れ」

彼が言い放った瞬間船と弾が跡形もなく爆発した。

こうやって彼は46億年もの時をかけ何千何万という危機からを救っていた。

だからこそ疑問に思った。

「一体地球には何があるのだろうか?」

宇宙人が謎の生命体が外の神アウターゴットが星座が何を目的として何を求めて地球を襲いに来たのか長年疑問に思っていた。

しかし彼は地球に行くことかできなかったが近年襲ってくる頻度が減ってきた昔は一日中襲ってきていたが最近は一年に一回あるかないかくらいになってきていたので行ってみてもいいなと思っていた。

「さてどうしたものか頻度が下がったと言ってもこちらを油断させる作戦かもしれないし迂闊に離れることはできないな」

どうしようか悩んでいると一つ案が思い浮かんだ。

「そうだ最近完成した空間を斬る剣ならいけるんじゃないか?地球の周りを覆うように格子状に糸のように細く斬ればいけるかもしれない」

早速実験してみる。

剣を取り出し四角を描くように空間を斬る。

「よし。次は耐久テストだな」

弱めの力で斬ろうとするが弾かれた。

「これくらいなら耐えられるか次はもうちょい強くやな」

さっきよりも強く斬るとそのまま斬れてしまった。

「耐久はそこまで高くないかなら空間をもっと何十にも重ねて斬ればいけるか?」

今度は何回か斬って試してみるとさっきよりも耐久性は増したが空間の割れ目が大きくなりバレやすそうなのでやめた。

「どうしようかなー地球に行くの諦めようかなーでも行ってみたいなーだって多分46億年間守ってきたんだぜ何があるかくらい気になるじゃん。

いつもさ守りだからさ相手がいつくるのかとか考えなくちゃいけないんじゃんだからいっそ攻撃しちゃおうかなーでも無理だー私がここ離れたら地球に攻め込まれるから無理だー」

一向に思いつかないのでもう諦めようとしていたその時思った。

「私が二人いればいいのでは?私が二人いれば片方に任せて私は地球に行ける!早速やってみよう」

全身に力を入れてみるが分身ができるわけもなく何も起こらなかった。

「そもそも分身とかの作り方すら知らんわ。なんか色々悩んでたら少しストレス溜まったから発散しよ」

剣を取り出し破壊しても大丈夫そうな隕石などに向かって突きそれを五回行う。

「フー少しはスッキリした」

が放った突きは全て霧散した。

「むむ、誰かに打ち消されたな。調べてみるか」

自分の気を張っている範囲を広げていくと突きが消えた近くにそれそれ一人ずつ誰かいた。

「姿形はわからないが私の突きを止めるとはやるなー。うち三人は殺せるけど残り二人が逃げられたら厄介だな。うーんもっかい突き放つか?いややめとこう殺気がすごい。流石に五方向から攻められたら地球を守れん多分」

ストレス発散で放った突きもストレスができただけだった。

だが突然閃く。

「そうだ召喚があったじゃん。試してみよ」

そう言って指で月に人一人分より少し大きい円を描きそれに色々と付け足していき召喚陣を描いた。

「よしじゃあ触媒を用意……私の血でいいか」

自身の指を噛み召喚陣に血を垂らす。

「我求めん。我なんじの力を欲す。我の力となれ。なんかこい」

召喚陣が光る。

「召喚に応じ現れました妾の名は九尾以後よろしく……………お前は!」

出てきたのは頭の上に狐の耳があり尻尾がある豪華な和服をきた人型の生き物だった。

がいきなり戦闘態勢を取られた。

(力を失ったから補充しようと応じたらまさか力を失った原因に呼ばれるなんて運がないわ)

「落ち着いてくれ」

そう言って手を動かすとそれにも警戒される。

「どうしてそんな警戒するんだ」

「それはお前が私の事を攻撃したからよ!おかげで尾を八尾も使う羽目になったわ!」

「それは申し訳ない。代わりに私が尾をなんとかするだから落ち着いてくれ」

「なら良いわ妾は尾に力を溜めていると自然と増えるから尾に力を寄越してもらえれば」

「そうかなら」

「な何をする。つもりだ」

九尾に近づき尾に向かって手を添え力を送り込む。

「力を注いでるだけだ」

尻尾はみるみる増えあっというまに九尾になった。

(はぁあああなんなのコイツ尾一つだけでも惑星一つ破壊できる程度は貯められるのに一瞬にして八尾分送ってきたしかも今までで一番艶がよく綺麗なのなんなの!)

「い一体どうやたらこんな尾がふさふさになるの!?」

新しく生えた尾を触りながらいう。

「どうしたも何も力を流し込んだだけだが」

「信じられない」

ワナワナ震えている九尾を無視する。

(うーん力量を視るとはっきり言って強くないな召喚陣はまだ使えそうだし血を注ぎ直せばまた使えるか今度は一気に四体くらいよぶか)

九尾がショックを受けている間に召喚陣に血を垂らし詠唱をし四体の召喚に成功した。

「えーと右から順に名前を教えてくれ」

「わたくしはメサイア以後お見知りおきを」

白いワンピースに白のベールで顔を隠した女性はメサイアと名のった。

「俺様はサタンよろしく」

花が描かれた半袖半ズボンをきた男性はサタンと名のった。

「うちはね。カラミティよろしくね!」

今風のギャルの着て地面に着きそうなくらいの髪の長い女性はカラミティと名のった。

「…………」

最後の中世の騎士の様な鎧を着た男性は喋らなかった。

それどころか腰にある剣を抜きこちらに構えてきて「貴様を殺す」と言ってきた。

「おいおい私が君に何か変な事をしたのかい」

「黙れ…そして死ね!」

剣を振り斬りかかってくるが剣筋を読んで回避する。

「死ねー!」

蜘蛛の巣の様な斬撃を飛ばしてきたので指先で全て弾く

「なっ!……ぐふおおぉぉぉ」

それに相手が驚いて固まっている間に懐に入り腹を一発殴り気絶させる。

「なにこいつどうして急に切り掛かってきたの意味わかんない。みんなはわかる?」

「いやえっとその〜」

他の四人に聞いてみると心当たりがありそうな反応をしたが。

「召喚者よ。服を着ろ」

サタンがそう言い指を鳴らすとサタンの横にタンスが現れるタンスを漁り始めた。

「多分ですが二つ可能性があります」

メサイアがおずおずと手を挙げながらいう。

「ほう一体それはなんだい?」

「一つはねー服を着てないから!二つ目はねーマスターの首には懸賞金がかけられてるから!」

メサイアの説明を横から掻っ攫いカラミティが答えた。

「いやー服ね〜わかってたよわかってたんだけど……てか今さらっととんでもない事言わなかった!?腱鞘炎だとかなんとか」

「懸賞金です。覚えてるのだと四億年前で1光星だった気がします」

「それっていくらくらいなん?」

「そうですね。とにかくいっぱいということぐらいしかわたくしも金銭面には疎くてなんとも」

「召喚者よ。これを着てみろ」

会話を遮りサタンが下着とズボンんとシャツをこちらに投げる。

服を受け取り早速着ると意外とピッタリで驚いた。

「おお凄いまるで今まで着ていたかの様なフィット感がすごい」

「へへそうだろ。これはな伸縮自在の生地を使って作られていてな着る者に合わせてサイズが変化するのだが凄いのはそこだけじゃなくてこの服はその者が思う服になってくれもするんだ長ズボンにしたければそう頭で思うだけで勝手に変形してくれる他にも色々機能があってだなーまず着用している者の快適に過ごせる温度に調節してくれるんだがそれだけじゃない……」

「うーん長い。服が凄いのはよくわかったしとても感謝している。ありがとうだがそれはそれとして話が長いそれに私の懸賞金についてまだ話が聞き終わってないから服の話はまた後でな」

「おん」

しゅんとなったサタンを見て少し申し訳なく思った。

「それでメサイア私になんで懸賞金がついたんだい?」

メサイアの方を見て説明をしてもらう。

「えっとまずわたくしは詳しい事は知らないのですが主様の首にはとんでもない額の懸賞金がかけられていましてどうしてかと申しますと理由は主様の後ろにある地球が関係しています」

「地球がそりゃなんでよ」

「主様がいるからです」

「つまりどういう事だ?」

「主様は地球ができてからずっと守ってきましたよね多分虫一匹も許さず。それによってわたくしたちからしたら地球は未知の宝箱に見え一体何があるのかと、見てみたいと手に入れたいと思ったわけです。ですが主様が地球を守っていて宝箱の中身を見れないそれに納得のいかない銀河連邦軍が主様の首に懸賞金を付けたという感じです」

「つまり私は地球を守っていたせいで懸賞金をかけられたということか」

「そのと〜〜〜〜り」

「おおうなんだカラミティか。急に背中に乗ってくるな」

「にひひあたし気になってたんだよね。あたしを召喚するだけのマスターの実力がどれほどなのかね」

「で実際みてどうだった?」

「うん!マスターには私じゃ勝てないや」

「そうかそうかだからって背後をとってそのエグい形の武器で私を殴ろうとするなよ。間違えて殺しちゃうから」

カラミティの右手にはマガマガしい武器があった原型がわからないほど至る所から牙と眼が現れ覆っていた。

「あちゃーバレちゃった。やっぱりマスターは強いね、さすが遠くからの突きだけで私たち全員の全力を出さざるを得ない状況にした張本人」

「えっさっき放った突きを止めた五人ってお前らなん!?驚きだ!」

「そうだったのか!驚きだ」

「そうなのですか!それは驚きです」

気絶している奴以外驚きはするが何故か怒りわしなかったかった。

「怒らないの?」

「いや別に気にしないが?」

「ええそうですねというか久々に本気を出せて少しスッキリしたくらいです」

「えーでも殺気向けてきたじゃん」

「そりゃ急に攻撃されたらな」

「ですね」

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