第5話 吃音・どもりの改善方法について
■吃音・どもりが改善した・治ったとは
私の「どもり」は完治はしていませんが、パーセントでいうと90%ぐらいは改善したと思います。
初対面の方と話して、その方が私を「どもる人」と思う事は、ほぼ無いと思います。
なぜ改善したかというと、大きくは下記の2つかなと思います。
・回避する方法が身についた
・気にしなくなった
■回避する方法とは
具体的には、話す機会を減らしたり、言いにくい言葉は避けたり言い換えるという事になります。
今の時代は、電話の代わりにメールやネットが使えるので、例えばお店の予約なんかは全部ネットでOKですよね。
私の場合はPMSの期間が調子悪いので、その期間は会話しないといけない用事は避けるようにしています。
かなり最近ですが「緊張しなければ、どもらないかも」という傾向に気づき「緊張しない方法」を考えてみました。
私にとって緊張するとは「心臓がバクバクする」現象だったので、心拍数の上昇を抑える薬を服用してみたところ、かなり効果がありました。
症状は人それぞれなので回避する方法も様々ですが、私の場合は発声や姿勢の矯正ではなく、心拍数を抑える事のほうが合っていたようです。
回避する方法を見つけるには色んな経験が必要だと思いますが、ある程度時が経つと、テクニックがついてきたり「こうしたらどうかな」というアイデアも生まれてくると思います。
■気にしなくなるとは
改善した第1の理由は「気にしなくなった」という事だと思います。
これには正直「時間や経験」が必要になってくると思います。「気にしなくなった」とは「受け入れた」という事なんですが、言葉で説明すると
例えば、年齢と共に体力は落ちてきますが、最初は若々しくいたいと色々と努力をしますが、そのうち限界を知り、自分に見合った生活をするようになる、ような事だと思います。
若い方には伝わりにくいかもですが、、、
「体力が落ちる事」が気にならなくなり、それ相応の生き方になる、が
「会話でどもる事」が気にならなくなり、それ相応の生き方になる、みたいな感じでしょうか。
この境地にたどり着けるのは、やはり40代以降だと思います。修行を積まれた仙人のような考えが出来る方はもっと早くたどり着けるかもですが。
若い方は「40代か~。まだ遠いな…」と感じると思います。でも逆に言えば「40代からは楽になれる」という事です。
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