「時間が解決してくれる」と言う言葉がある。

この言葉を実感できる頃、僕は僕として生きているのだろうか。


学んでも、働いても、訓練をしても。

心の奥底、脳の中心に刻まれた負の感情が枯れる事は一時もない。

薬で誤魔化す毎日、力技でせき止めたような感じ。


誰にだって悲しい事辛い事はある。分かっているそんなこと。

お前はまだ食えている、住める場所もある、だから幸せだろうと。

食えない人に比べれば、住める場所がない人に比べれば、幸せだろう。

相対的に。


ならなぜそんな言葉を俺に投げかけるんだ。

嘆いている俺より自分が幸せだとを感じたいんだろ。

悦に浸りたいんだろ。

ならお前も俺と同じ、不幸な人間だろ。


関わりたくない人間が現実にいたとしたら。

例えば電車やバスの閉鎖的な空間で。

明らかに頭がおかしい人がいるとき。

どうして誰も声をかけないんだろう。

どうして誰もが避けるんだろう。

いっそのこと突飛ばせばいいものを。

めんどうくさいからと言い訳するな。

もし罪に問われないなら、車外へ突飛ばすだろ。


ああもう非生産的。

こんなこと考えるくらいの知能なんていらない。

でもきっと誰もが知能を持っている気がする。

周りに伝えられるかそうでないかで。

だからきっと勝手にいなくなってしまった人達は。

ただの不注意じゃなくて、自らいなくなってしまったのかも。


ああもう。

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