【閑話2】職場にて悪意を持って私を『変わっている』と言った人
そして、そういう意図は必ず相手に伝わるものだ。
職場にて悪意を持って私を『変わっている』と言われた人はもう一人いる。
これはさらに昔で、大学生時代、ドムドムバーガーでバイトしていたころの副店長だ。
これも社名が伏字ではないが、ドムドムバーガーの社内体制自体の批判じゃなく副店長個人に対する批判だし、数十年前の出来事で、作者自身のもペンネームでの執筆及び発表なので、個人の特定にもいたらないだろうからである。
仕事の内容は女性は接客、男性はキッチンと別れていた。
店長、あるいは社の方針で、女性の店員にキッチンをさせてはいけないとなっているのに、副店長は私にキッチンの手伝いをさせていた。そしてある日、自分の胴よりも太く巨大な鍋を洗わされ、その後そこに汚れがこびりついたままだということで激しく怒鳴られた。
そういうことから食中毒が起こることがあるし、食中毒で店が営業停止になったらどう責任を取るつもりか、などということを延々騙られ、これでもかと責められた。
当時はまだ社内に出る前の大学生だったので、おとなしく聞いていたが、よくよく考えれば、店長がやってはいけないという仕事の割り振りで、私に鍋を洗わせたのは副店長なんだよね。
チクってやればよかった、と、今にして思う。
この副店長、事あるごとに仕事を押し付けては理不尽に私を怒る。
そんな人だから、もちろん私の側からフレンドリーに親しく話すことなんかできないし、何かを言われても小さい声で通り一辺倒の返事しかできない、すると、
「○○さんとはなんか機械としゃべっているみたい」
と、言われた。
さらに別の時には『変わっている』とも。
この副店長は、その後、私が大学卒業でバイトを辞める前に移動になった。
去り際に彼は店員全員に言葉を残し、私は『素直』さを褒められた。
モノも言いようか
あんたに褒められてもちっともうれしくない、と、今でも思っている。
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