パリの幼稚園
パリで幼稚園に。
マーリアちゃんと仲良くなった。
幼稚園に毎日、可愛いパン屋さん来てる。
ちっちゃな可愛い車で来てる、パン屋さん。
マーリアちゃんといっしょにパンを買う。
まあるい、やわらかくて、ふわふわのパン。
それから、アーモンドの形をしたパン。
パンを楽しみに幼稚園に行く。
そしたらママは
「ふだん家でパン、食べてないみたいやないの~」
って言う。
わたしは
「だって、あんなに、まるくて、ふわふわのパンとか、アーモンドの形のパンなんて、家で食べてないよ~」
って言うと、ママは
「あはは...そうやな~」
って、笑ってる。
「いつも可愛い車で来るんだよ~」
「いいな~!ママも幼稚園に行って、食べたいな~」
って言う。
☆
マーリアちゃんは、パパはフランス人。
ママは日本人。京都の人。
マーリアちゃんも日本語しゃべれる。
マーリアちゃんは霊感の強い女の子。
「あやなっちの後ろに、いつも、可愛い女の子いるよ」
って、マーリアちゃんは言う。
「え?可愛い女の子?」
「うんっ!いつも、その女の子、あやなっちのことを見つめてる...」
「えー?ほんとー?」
「あやなっちのことを抱きしめたそうにしてはる...」
「えーっ?」
「ギュッて優しく抱きしめたいんやと思う...その女の子、あやなっちのこと...」
「うわっ!その女の子って...?!」
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