第5話 初同期コラボ1

 仕事が変わったからか時間が過ぎるのが早い。もうデビューして二週間以上経っていた。今までは俳優とバイトの二足の草鞋を履いていたけど今は配信しかしていないから家からもあまり出なくなったし、移動時間がかからないから配信に時間を割けるおかげで結構配信をこなしてきた。


 バイトとか稽古で移動したりとかの時間がなくなったからその分を配信に当てていたらマネージャーさんに配信をしすぎだから休んでくれと懇願されて昨日は初めて配信を休んだ。サムネを作ったり収録をしているだけだから俺としてはそこまで負担じゃなかったんだけど、体力的なことを考えて休んで欲しいと言われてしまった。


 管理している側としては休日をとっていないというのは心配になるんだろう。あとは契約的に不味いとか。そう言われて昨日は一日ゆっくりと過ごして今日また朝配信から復帰した。


 そして今日は夕方に配信はしなかった。夜には初コラボ配信があるからだ。通話アプリでチャットをしてコラボの最終打ち合わせをする。一緒にやるゲームの部屋を立てたり、その部屋に入るパスワードを確認したり。


 告知をしていた時間になって、水瀬さんが配信を始める。


「皆さん、こんばんは!薬学大好き系銀狐の水瀬夏希です!とうとうこの日がきたよ〜。初コラボ!エリー、自己紹介して!」


「こんつき〜。夜更かしが日常、元魔女の使い魔。シマフクロウの霜月エリサだよ〜。FORのO担当してまーす」


「あ、私がF担当!言い忘れてた!それじゃあ最後にリリちゃん!」


「皆さん、ようこそ秘境の里へ。絹田狸々です。初めましてー。R担当です。コラボだー」


 自己紹介から緩くやっていく。配信で緩いキャラでやってるから、他の人のチャンネルでもその姿勢を貫く。


 コラボを待ち望んでいたのか、待機画面の状態でかなりコメントをもらっていた。今もコラボを喜ぶ声でコメントが埋まっている。水瀬さんのチャンネルだから俺と霜月さんが初見のリスナーがいたり、逆に俺や霜月さんのリスナーが水瀬さんが初見だったりしている。


 変に荒れていなくて良かった。まあ、たとえ荒れていたとしてもこっちは全無視すると配信前に決めていたから全部スルーして拾い上げることはしない。


 自分のゲーム画面を見つつ配信画面を見るが、自分が演じてるキャラが初めて他の人と並んだために身長差を改めて実感する。まだゲーム画面を配信では映していないので水瀬さんの通常の配信画面に三人が並んでいる。身長は二人に負けて真ん中にタヌキがいるし、そのタヌキは比率がおかしいというか顔がとにかく大きい。


 公式設定では二人の半分しか身長がないからな。他の人の比率に合わせるとどうしても絹田の顔は大きくなってしまう。表情がよく見せられるというメリットと考えよう。


「今日はね、本当に楽しみにしてたの!私同期が大好きすぎてコラボをしたくてたまらなくて!こうして並んでるだけで感無量だよ!」


「夏希は大袈裟だなぁ。でも毎日の通話で言ってるよね。同期が二人で良かったーって」


「あ、そうなの?僕にもたまにチャットが来るけど、二人は毎日通話してるんだ?」


「リリちゃんにも伝えたいの!でも配信時間とか学校とかであんまり通話できなくて!」


「無理しなくて良いからね」


 炎上したらやだし。


 二人の仲が良いことは喜ばしいことだ。水瀬さんは高校生だから僕と通話するタイミングがなかなかないだろう。朝と夕方に配信をしていて、彼女は学校から帰ってきたら配信の準備がある。彼女の配信でコメントを残したら叩かれそうだからと思って顔も出さない。


 で、次の日の学校のこととかを考えたら電話とかチャットを遅くまでやるのもどうかと思うし。それに霜月さんと通話している方が女子同士で健全だ。


 霜月さんとも通話はしたことないな。同期で設定とか細かいことは一緒に決めているけど関わりすぎるのもどうなんだかって話だ。まだまだ世の中の風潮は微妙なところだし。またいつ再発するのかわからない。俺たちのちょっとした発言で箱全体に迷惑をかけるのも嫌だから余計なことはしないようにしている。


「今日は二人のことを語り尽くせるからね!もう最初っからフルスロットルだよ!」


「雑談で時間を使っても良いけど、ゲームは始めちゃわない?部屋から蹴り出されちゃうよ?」


「マジ⁉︎じゃあゲーム画面を見せるね」


 霜月さんに言われて画面を切り替えていく。画面の七割をゲーム画面に、右側に三人が縦に並んで顔だけがスワイプみたいに映っている。


 やるゲームは最新版の人生ゲームだ。パーティーゲームとしてはど定番だろう。


「告知してた通り三人で人生ゲームをやるよ!久しぶりだなー」


「夏希はやったことあるの?」


「昔のもやってたし、最新のも家族でやったよ」


「そっかぁ。あたしはこのコラボのために買ったからイマイチ仕様がわかってないよ。さっき急いでキャラメイクしたもん」


「僕もボードゲームでしかやったことないなぁ。キャラメイクはしてきたけど、タヌキにできないのは酷くない?」


「そりゃ無理だよリリくん。これ、『人』生ゲームだよ?人のキャラクリしかできないって」


「タヌキ差別だ!」


 こういうキャラでいくって決めてるし伝えてあるから霜月さんが弄ってくれる。二人も動物モチーフなものの人型なのでキャラメイクは問題なかったらしい。


 画面を進めていってキャラメイクのお披露目になった時に、二人は噴き出していた。


「プフっ⁉︎リリちゃん、チャラいよ!今時こんなチャラい人いないって!」


「ウッソォ⁉︎リリくんこんな姿で人間社会に潜り込んでたの⁉︎よくタヌキってバレなかったね」


「ええ?これ、父上に教わった由緒正しい現代社会の最新ファッションだって聞いてたのに」


「バブルじゃないんだからwww数年は自分の目で社会を見てきたんだからこれが普通じゃないってわかるでしょ?」


「休日なんて大体こんな格好で出歩いてるけど?」


「職質されるってぇ!」


 二人のツボに入ってしまったのかゲラゲラ笑っている。


 キャラメイクしてて上半身裸にアロハシャツを見た瞬間これしかないって思ったよね。身体の色を褐色にしてサングラスをかけて、黄色いハーフパンツを履いている変質者。それがこのゲームにおける俺のアバターだ。


 狸々がネタキャラなんだからとことんネタに走るしかないよね。


 二人がツボってる間にゲームの話をする。簡単な話がルーレットを回してマス目のイベントをこなして億万長者を目指しましょうって感じだ。ゲームモードにボードゲームモードと通常モード、そして通常モードの中でも赤ちゃん時代から大人時代スタートの仕様があるものの長くやりたいからと通常モードの赤ちゃん時代から始める。


 良い職業に就いたりお金を稼ぐにはステータスが大事になってくる。そのステータスを就職するまでに鍛えようというのが前半部分らしい。ボードゲームモードだとマスごとに指示が書いてあったけど、ゲームモードだとマスにレア度があってそこからランダムでイベントが発生するようだ。


 こういうのは説明したりしても微妙だから早速初めていく。順番は水瀬さん、霜月さん、俺の順だ。


「このゲームね、赤ちゃん時代がかなり大事だよ。ステータスが伸びやすい特殊カードが赤ちゃん時代にしか手に入らないの」


「えー。赤ちゃん時代でほぼ決まるってことぉ?」


「伸ばしやすいステータスはね。正直ステータスがいくらあっても止まった場所で起きるイベント次第で収入よりもお金が手に入ったりするから。でもなりたい職業はほぼ決まっちゃうんだよ。スポーツ選手になりたくても、初期に運動能力を上げられないとステータスが低くて就職できないの」


「へえ、そんな感じなんだ。ボードゲームだと止まったマスに応じて就職してたなぁ」


「ステータスがあるゲームモードだからこそだね」


 そんな説明を水瀬さんがしてくれてルーレットを回す。イベントの内容を読み上げるとリスナーが喜ぶのでテキストはその順番の人が読み上げていく。


 その途中で自分たちの話を挟んでいった。


「デビュー前から私が話したがりだからっていうのもあるけど、二人ってすっごく相談を受けてくれて。エリーは配信機材のこと教えてくれて、リリちゃんは話し方のコツを教えてくれたんだよ。今でも腹式呼吸を意識してるんだよ!」


「長く使う機械はできるだけ良いもの使った方が長持ちするからね〜。あたしが教えたせいでほとんどお揃いになっちゃったけど」


「腹式呼吸はお腹での呼吸で、喉で呼吸をするわけじゃないから長時間話しても喉が壊れにくくなるんだよ。僕たちってどうしても長時間話すし、叫んだりもするから腹式呼吸はできた方がいいね。それに案外口を開いたり頬のマッサージって話す上で大事でさ、口元周りが柔らかいと一音一音がしっかりと音になるんだ」


 俳優の頃に培った技術を教えたことで懐かれてしまった感じだろうな。相手がいるわけじゃないから相手の目を見てとか、おでこを見ながら話すと緊張しないとかそんなテクニックではなく劇団とかで習う演技のための技術を伝えていた。


 これが案外水瀬さんと霜月さんには好評で、マイクで拾わない音が少なくなったと言っていた。俺の知識で役立つなら本望だ。


 話をしているうちに赤ちゃん時代が終わる。誰もマイナスマスには止まらず、水瀬さんがかしこさアップ。俺と霜月さんがセンスアップのステータスアップカードを手に入れていた。これのおかげでそれぞれのステータスが上がりやすいようだ。


 かしこさだと医者や政治家になるために必要で、センスだと芸能関係の仕事に就職するために必要なステータスだ。


 そんなステータスよりも気になることがある。


「ねえ。何で僕たちって小学生でお金を八百万も持ってるの?毎ターンお小遣いで五百万もらえるってどんな大富豪?」


「リリちゃん、ゲームだから」


「これ、そのカードを持ってるかどうかで今後が変わっちゃわない?」


「いや、そんなことないんだなあこれが。五百って大きい数字に見えるかもしれないけど、後半のイベントで簡単に一億とか手に入るから誤差だよ」


「こういうゲームはその誤差のような金額で順位がひっくり返るんだよ」


「エリーまで⁉︎二人ともパーティーゲームに何か悪い思い出でもあるの⁉︎」


「「ある」」


「あるんだ⁉︎」


 序盤の理不尽に文句を言っていると霜月さんも同意してくれた。よっぽどミスらなければそこまで差が出ずに終わるものがパーティーゲームだ。


 そうやって慢心してどれだけ負けてきたか。劇団員は何故か玩具が好きで稽古の後に様々なオモチャで遊ぶことが多くて稽古場に多種多様なオモチャが置いてあった。一昔前のオモチャだったり、ボードゲームを深夜遅くまでやっていたこともある。


 それでどれだけ俺がビリになったことか。


「一発逆転とかマイナスマスで吹っ飛ばされるんだよ。人間の考えた恐ろしいゲームを舐めない方がいい。僕たち動物はいつだって人間に管理されたり狩猟の対象になるんだから」


「リリくんそれは言い過ぎだよ〜。あたしの種族なんて天然記念物として保護されてるんだから」


「それだって人間の尺度でしょ?水瀬さんも銀狐なんて珍しいからって人間に捕獲されるかもしれない」


「そうしたら二人で守ろうね、リリくん」


「うん」


「何で人生ゲームやっててそんな物騒な話になるかな⁉︎」


 ただゲームをやるだけじゃつまらないからだけど?


 画面では中学生編に入ってるけど、部活で頑張りましたとかテストを頑張りましたみたいなイベントばかりで特に大きな変化がない。お金以外のステータスで大きな差は三人の中でないし、トラブルマスとかマイナスイベントを誰も引いていないから順調すぎてトークでどうにかしないと面白みがない。


「エリーは文化部を選んでたけど、中学も文化部だったの?」


「飼い主の魔女が運動部に入ってたからあたしも運動部だったよ〜。ソフトテニス部」


「へえ。私は合唱部だった!リリちゃんは?」


「ど田舎で子供の数が少なかったからね。運動は全部やってたよ。陸上に駅伝に野球、テニスとバスケ、サッカーに水泳まで本当に何でもかんでもやってた。文化部は任意参加だったのに運動部は強制だったね」


「そんなことあるの?」


「あるんだよ。地区大会をするためにチームが四校もなかったら大会にならないだとかで。野球の試合の二時間後にバスケやったことあるよ」


「部活の掛け持ちなんて初めて聞いたよ」


 田舎だと割とある話でコメント欄でも同意してくれる人が何人かいた。俺のいた宮城は田舎の方だと限界集落が多いから子供が少ないんだよ。そのせいで学校やら市の人たちが大会を開催したいからって無理に参加していた。


 高校で自主的に掛け持ちをする人もいたけど、中学は強制だった。高校は部活に入らずにアルバイトと劇団での稽古で過ごしてたから高校の部活がどんなものか知らない。東京に出て俳優になろうとしてたから高校生活なんてただ高卒の肩書きが欲しくて通ってただけだった。


 だから水瀬さんの楽しそうな高校生活を聞いてるとそういうのも経験しておくべきだったんだろうなとも、今更ながら思ったりしている。


 話している間に中学編が終わって高校編に入った。ゲームの説明だとここから恋愛マスが出てきて将来のパートナーに出会えるとのことだ。


 ターン開始の前に一人と出会えるらしい。八人の男女が現れてこの中から一人を選ぶらしい。男女どっちを選んでもいいようだ。


「えー、誰にしようかなぁ」


「そっか。ゲームだとこうやって出会うんだ」


「ボードゲームの方だとどうなるの?」


「結婚マスを踏んで、ルーレットの数字に書かれた人と結婚する。それで車にピンを立てるんだよ。ちなみに前の人と同じ数字を出しちゃうとずっと独身だね」


「世知辛い……」


 運ゲーだからしょうがない。


 このゲームモードの方はかなり選択肢がいっぱいのようだ。この八人以外とも出会えたら結婚できるようだ。結婚するにはデートマスに止まってプロポーズをしないといけないらしい。


 その辺りもリアルに作ってあるみたいだ。


「私このイケメン君にしよっと!」


「ロウ君、星二?ちょろいね」


「うん?星が低いとチョロいの?」


「星が低いと好感度が高くなりやすいんだけど、良い職業に就いてくれなかったり、その人との子供があんまり良い職業に就いてくれないから収入が低かったりであんまり良くないかな」


「ガチの攻略法じゃん。水瀬さん、勝ちに来てる?」


「経験者として負けるわけにはいかないよね!」


 別に罰ゲームを決めてるわけでもないのに勝ちを意識しすぎだと思う。


 多分負けず嫌いなんだろうな。歳下の子が張り切ってると微笑ましくなる。


 霜月さんが選んだ男の子は星四だった。そのせいで水瀬さんが選んだロウ君よりも好感度が上がらなかった。十%って低すぎない?ロウ君なんて出会っただけで四十%超えてたのに。


 そして俺が選ぶ番になる。


「リリくんはどの子選ぶの?左下の子?」


「この画面じゃ星見えないんだ。毎回違うの?」


「毎回違うよ。だから前は星四だったのに次は星一になったりしてる。だから完全に運だね」


「じゃあただの好みってこと?」


「そう。リリちゃんの好みの子は?」


 四人の女の子がいるけど、ガングロギャル。現実にはほぼいないピンク髪の薄目の少女。


 あとは銀髪でちょっと抜けてそうな子と、灰色の髪で目の形が縦に長い子。


 別に女の子の好みって言われてもなあ。


「僕はこういうのって引き算だと思うんだよね。マイナス要素を引いていって大丈夫そうな子と付き合いたい」


「……ゲームでそういう部分は見えないから、顔の好みでしかないと思うよ〜?」


「ちなみにリリちゃんはどういう子がダメなの?」


「クチャラー」


「ああ……」


 男女問わず苦手な人種を伝えると納得してくれた。飲食店で隣の人が口を大きく開けてクチャクチャ音を鳴らしていたらそれだけで不快になる。飲食店で働いてる時はあまり耳を立てないようにしていた。


「クチャラー以外は?」


「んー?後は常識があれば割とどうでも良いかな。プラス要素よりも耐えられないマイナス要素さえなければ割と人付き合いは成り立つんだよ」


「何かないの?髪は長い方が良いとか、胸が大きい子が好きとかさ!」


「……水瀬さん、コイバナ大好き?」


「大好き‼︎」


 食いつきが良いわけだ。女子高生だなぁ。


 恋愛なんて小学校以来した覚えないんだけど。中学は部活が忙しかったし、高校以降は夢に向かって色々と投げ捨ててたし。俳優になってからは生活に精一杯で出会いを求めてとかもなかった。劇団員に女性はいたけど、恋愛での相手役を演じたりもする相手と本当の恋愛をするのもどうなんだと思って選択肢から外していた。


 振られたり別れたりしたら気まずいにも程があるし。


「あたしも聞きたいなー」


「霜月さんも?えー、じゃあ……髪の毛は長さよりも清潔にしていてくれたら良いかな。肌とかも元気にしているだろうってわかれば小麦色でも色白でも良いよ。性格も傍若無人じゃなければ嫌いな人っていないから、結構許容範囲は広いと思うんだよね」


「ヤンデレも大丈夫って、リリちゃんの懐広くない?」


「ヤンデレ……。実物を見たことないから何とも。死ななければ良いかなぁ」


「お胸は!お胸はあるのとないの、どっちが好きなの!」


「……あるのとないのだと、ある方が好きかな」


「男の子だねぇ〜」


 何で水瀬さんはそんなに俺の女子に対する性壁を曝け出そうとするんだ。本音を言ったら霜月さんに弄られた。


 言わなかったらずっと言われそうだったからこっちから言い出したのに、ネタにされる。多分こういうのがまた切り抜かれるんだろうな。


 あんまり胸とか見ないんだけど、ないよりはある方が好きかなと思う。


 男の子なので、引かないでください。


 結局俺は灰色の少女を選んだ。結構フィクションの存在だと縦目が好きなのかもしれない。


「この中だと結構エリーに似てなぁい?」


「ホントだー。リリくんはあたしのこと好きなの?」


「燃えるからやめろぉ!同期イジリ良くない!こんなのどうやったって何か言われるやつ‼︎」


 二人に似てるっぽいキャラを選んだらこうやって弄られて、選ばなかったら何で選ばなかったんだって詰められるんだから。


 ちなみにこれでまだゲームの三分の一がようやく終わるところだという。長いな、このゲーム……。

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