逆襲の悪役令嬢~藍条さん~

 全体的にご都合主義が目立ちます。

 一回のメイドであったハンナ、作中の描写からするに、身を粉にして働いており、主人公との絡みも仕事のせいでほとんどなかったはずです。

 あるとすればハンナからの一方的な憎悪や嫉妬だけ。

 なのに主人公が友達だと思っているのは少し不思議ですね。

 それに、今までメイドへのいじめなんてしてこなかった人アいきなり特定のメイドをいじめ始めたら普通周りの人は怪しみませんか?

 そこが少し不思議でしたね。「そんな気分」で人が急にいじめてくるようになったら今頃日本は終わってますからね。

 というか隷従の紋のシステムについても少しわからないんですよね。

 言葉を発さなければ命令できないわけではないでしょうし、ハンナ側からすればいつだって主人公のいじめを適度なものに調整できたはずなんです。

 なのに一向にそれをしない。

 主人公の心情描写の中にもハンナには逆らえないとありましたし、なぜそれをしなかったんでしょうね?

 と、批判ばかりになってしまいましたが、やはりストーリーの独創性はあったと思います。

 悪役令嬢系は相手からの一方的な突き放しなどが多いものですか、まさかエイドが命じて無理やりやらせているとは。

 あとは設定をしっかり作って、「これはこうだからこうなんだ。」というのをしっかりすればいいかと。

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