12/11
仕事帰りにひと駅手前で降りて、ラーメンを食べた。ほとんど店じまいしたあとの商店街をずっと歩いていくとある、ほぼ立ち食い、みたいなお店だ。
いちおうスツールはあるのだけど、食べている人たちはみんな黙々と麺をかき込んで、すぐに立ち去っていく。
たまにしか来ないし、私はあまり要領の良いほうではない。選ぶというより流されるようにもやしラーメンを注文した。
カウンターに丼が置かれる。熱くて、湯気が顔を濡らして鼻水がたれそうになる。味わうというより一種の競技のように麺をすすった。それでもお店を出て夜風のなかで感じるのは、美味しかったなぁという満足感なのだよね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます