第6話 その頃【ver.優壱の物語】


「みんな今日は、見に来てくれてありがとう。」


“キャァァァ!”

“もう、死んでもいい。”

“チッ、また邪魔な虫が1匹。”

“こっち見て〜〜♡”

“付き合って!”


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実は、佐藤 優壱 は、ものすごいイケメンなのである。

そして、高橋 楓 は、ものすごくかわいいのである。

そして、星蘭 夢実 は、すんごいギャップがある。

そして、青風 鈴は、めちゃくちゃ強くて、かわいい。

それに対して、高橋 時は、すんごい普通とまではいかないが、

             地味ににかっこいい。

だから、初回で全然人が集まらなかったのである。


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「お、スライムだ!」


“頑張って!”

“頑張ってーー!”

“付き合って。”


「ごめん今、誰であろうとそういうのは遠慮したいんだよね。」


ふぅ、イケメンって罪だなぁ。

時みたいに少しかっこいいの方がよかった。


『流星』


“かっこいいあれ、スキルだよね。”

“サイコーー!”

“一生の思い出にします。”

“おぉ、優壱。そんなスキル持ってたのか。”

“誰よ。”

“キモ”

“しゃりしゃり出て来んじゃねーよ。”

“クズ”

“ザコ”

“ブス”


「頼むから友達を悪く言わないでくれ。これ以上言うなら、配信やめます。」


“チッ。”

“運のいい奴よ。”

“ありがとう優壱。助かった。一つ言っていいか?”


「いいよ。」


“黙っとけよ。優壱の近くにいたいだけのメスガキ共が。”


「おぉ、結構言うね。まぁ、僕が許す!」


“優壱様〜〜。酷いこと言われましたよ〜〜。”

“慰めてくださいまし〜〜。”


「悪いけど、僕からは、何も言えないね。君たちだって、僕の友達に散々な事言ったからね。」


“すみません。”

“すみません。”

“メンゴ。”


「僕に向かって言うことじゃ無いよね。」


“まぁ、一回言えたから助かったよ、優壱”


「頑張れよ!」


“って、後ろスライム10匹!”


「マジか、助かった。」


『流星』


ドドドドドド


「なんとか倒せたよ。ありがとう。」


“いいって事よ。”



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「ありがとうございましたーー!」




「さてと、ステータスは、どーなってるのやら。」





LV 1→2

HP 21→42

MP 3→10

ATK 8→16

DEF 2→3

INT 3→3

AGL 4→8


【スキル】 流星


「うーん偏ってるなぁ。あと、早くLV10になって、自由にステイタスポイント振り分けたいなぁ。」









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読んでくれてありがとうございました。


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