第4話 【時のチャンネル】始動

「こんにちは時です。」


当然だけど同接0だ。


「今回は、初心者ダンジョン一層A区を探索していきたいと思います。」


心折れるな〜〜。これ。


「一層A区には、スライムしかいません。そして、スライムからたまに落とす、魔石は、乾電池一個ぐらいのエネルギーを貯めています。」


プルン、プルン。


「さっそくスライムです。戦います。ちなみに自分はLV1です。」


多分物理耐性でもあると思う。


「うーん。物理耐性でもあると思いますが、多分柔らかすぎて切れない感じですかねぇ〜?鬼滅の◯での台詞じゃないんですけどね。」


シュワーー。


「酸ですかね?これ。」





「よし、やっと倒せました。」


お、同接1人だ。


「こんにちは。今日から初心者ダンジョンに潜っている。時です。」


“何それ?本名?”


「はい。」


“時が本名ってだっさ”


「ひどい」


“www.”


「?」


「では、次行きましょう。」


“おーい。ここか、本名チャンネルのバカがいるのは。”


“ああ。あってるぞ!”


“まぁ、見ていきますか。”


「げ、スライム5体もいるやん。戦います。」


“スライム5体か。きついか?”


正直コメントを見てる暇がない。1体の時の時のようにできない。まずいなぁ。核を狙って、確実に倒すか?



“うん?”

“え?”

“互角に戦ってるよな。LV1で。”

“やば。”


斬!


“うん?”

“あれ何?”

“一つ言えることがあるとしたら、スキルでは無いな。”

“ま?”

“?”

“いや普通逃げろよ。”


そして、倒したのである。


「よっしゃぁぁぁ!」


ピロリン


「うわ!」


LV 1→2

HP 21→27

MP 11→16

ATK 3→7

DEF 2→5

INT 3→5

AGL 4→7


【スキル】 なし





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