チャンネル名【運命】がいつの間にかバズっていた件について

けん

日常

第1話 変わり始める日常


僕は、何か良くない夢を見た。


日常が崩れるような・・・そんな夢を見た気がしたんだ。


そのことが気になって午前2時に僕は、起きて友達にFineで送った。


自分:ねぇ、起きてる?


優壱:なんだ?今さっき起きたからいいけど。


自分:なんか良くない夢を見た気がするんだよね。


優壱:え?


優壱:お前も?


優壱:具体的に。


自分:よく覚えてないけど、日常が壊れそうな夢だった気がする。


優壱:マ?


優壱:明日学校でその事について話そうな。


自分:おk。


「まぁ、じゃぁ寝るか。」


ー翌日ー


「おはようお兄ちゃん。」

「おはよう楓。」


「「行ってきまーす。」」


「ねぇさ、この罰ゲームいつまで続ければいいの?おかしくなっちゃいそう。」


「じゃぁ、家に帰るまで。と言いたいけど、もういいや。」


「ありがとう健志」


この、いかにも妹のように聞こえる奴は、双子の楓だ。

罰ゲームとは、僕の事をお兄ちゃん呼びするという自分にも楓にもダメージがあるものである。


「おはよう優壱。楓も可能性があるよ。」

「マジか健志。あぁ、おはよう。柚もだし、夢実もだし、俺らの幼馴染や友達しかいなかったよ。なんか感じるなぁこれは。」

「お、お得意の第六感ってやつか?」

「揶揄うなよ。」

実は僕たち、昨日3時に同じような事あった奴に片っ端から声をかけている。

そして、

 優壱

 健志

 楓

 柚

 夢実

    の5人になった。


話していくうちに一つの共通点が見つかった。


5人が見てた夢の内容が9割同じであったこと。


「これじゃぁ優壱の第六感もバカにできないな。」


「考えても無駄じゃないの?お兄ちゃん。」


「「「お兄ちゃん?」」」


「お前・・・。」


「いや違う違うそうじゃない。何も俺やってないからな!罰ゲームでお兄ちゃん呼ばりはあったけど、今はもうしてないからな。」


「「健志サイテー」」


「ひどい!」


「「「冗談だよ。」」」


「良かった。」

マジでここで縁が切れたら俺人生オワタになってたからな。

「ねぇねぇ、てか、Fine繋がない?」

「「「「いいね!」」」」


「じゃぁまた明日な。」

「おう。goodbye」

「なんかカッコつけてるのムカつくな。」


家に帰ったら、まさかの展開が待ち受けているなんて考えもしないだろう。




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