知らない知らない勇気が欲す


 身の程に合わない感情を持ち握る


 それを歌に乗せる者も、手紙に書くのも言う


 私はその感情を誰に渡すのか考えつかず


 ただの憧れへと変化を遂げても無視はできる


 私の女神は死んだのか、僕の悪魔は浮気症


 無数の数のあこがれを見つめ返した


 誰かを思い浮かべるに人類は満員である


 星はそんな事気に求められず願われて


 月は星の愚痴貯めへと変化してゆくい


 身の程知らずの言葉を叫ぶ勇気がある


 『愛しています、裏切りません』


 負えない責任が、首と心が歪に変わる


 傷つけ傷つき癒えを求めて日に願いなさい


 勇気があれば、何をしていいと勘違いするな


 引きクジ間違えば、溺死に身を頬って行く


 鬼は脳を喰らい、鳥は目玉を愛で、


 人は顔を剥ぎ取ってしまう

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