やめてくれと叫びたかった
黒い十字架が等に睨んでいた
本に見る川の女神は居なかった
黒い服の神父が怒鳴り風が吹き荒れ雲が揺れる
積み上がる本に身を打たれ、蝋燭は溶け消え死
空に火はなく日はなく灰がたちのめ
雨すら奪ばわい静寂を貫いた
白い羽の天人は昔から片鱗も見ず
黒い耳の悪魔は海で居てしまい
溺れているのかもしれないのに誰も聞き入らない
掠れたピアノは不協和音を好み
廃れた神殿に響き渡りし
もう曇りし野原に僕は現れること無いのか
あの音と雲を懐かしむて
今消えるぼくの夢に大腕を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます