第37話 貸倉庫から食料調達
小麦粉、片栗粉、砂糖、塩、ドライイースト菌、生ではないので長期保存が効く、どうやら此処はパン工場に送る予定だったようだ。有難いことに食用油も置いてあった。ワイン、ビール、ウイスキーになど。これだけあれば一年は持つだろう。
しかし一年で無くなってしまう。そうなればこれを元にこの世界で作るしかない。
欲を言うなら乳製品や牛乳があれば良いと持った。まぁこれは木綿屋に聞いてみよう。
父の友人であり、この倉庫の社長は確か大森さんだったと思う。泥棒と思われても仕方がないがタイムスリップした以上、生きて行く為だ。許してくださいと祈るしかない。もし平成の世に戻ったら、被害届が出されるだろう。自分がタイムスリップして、やもえずと言っても信じて貰えない。その為に雄一は写真やビデオに、この時代に起きた事や、この時代の風景や人物を収めて置こうと思っている。もし平成の時代に戻りビデオや写真を見たらタイムスリップした事が証明かされる事になる。
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