#16 ジャンルは越えてもテイストは越えないでください!
立て続けにすみません。
小説を書いていて「新ジャンル」を開拓することを目指す!と宣言されている方もいらっしゃって、「その意気やヨシ!」と思ってます。
新しいものを産むのは大変難しい。
そこに取組むってのはクリエイターには必須の精神だと思うし、賞賛されるべきことだと認識しています。
まぁ、作品読んでみたら、普通に「現代ファンタジー」だったり「異世界ファンタジー」なんですけどね。
単に「テンプレではない」って話で、新しいジャンルかと問われると疑問。
てか、大枠フィクションだし。
難しいよね、とは思う。
そんな中、私の想像を超えすぎてて、ある種新ジャンル的な作品を見たような気がする。
異世界ファンタジーにAIで動くと思しきアンドロイドが登場する作品。
……これ、どう読めばいいと思う?
なんか、「冒険者ギルド」にAI?なのかアンドロイドがいるんだけど。
ちょっと昔、
「異世界ファンタジーにサンドイッチはありません!」
って議論があったじゃないですか。
ありゃ、ナーロッパだからいい!とか。
史実に忠実であるべきとか。
個人的には、冒険者がサンドイッチ食っててもいいと思うんですよ。
サンドイッチ伯爵生まれてなかろうが、いや、フィクションだし、ファンタジーだし。
リアル年表にそう必要ないと思うんですよね。
大河ドラマで西田敏行何回生まれて何回死んでんだよ!?って話みたいなもんだし。
冒険者がサンドイッチ食ってようが、そのへんの鳥を狩って丸焼きにして食べてようが、物語の展開にものすごい差が出るわけでもなかろう。
いや、でもさ。
「冒険者ギルド」にAI?なのかアンドロイドがいるって、不思議じゃない?
仔細までちゃんと読めてる自信ないんだけど、中世ヨーロッパ風の世界にAIて。
例えば、中世ヨーロッパ風の世界に魔石とか魔道具で動く系のアンドロイドなら分かる。
逆に、『アキラ』とか『コブラ』みたいな、近未来的な異世界にAI搭載のアンドロイドがいるのも分かる。
中世ヨーロッパ風の世界に、AIってどう解釈すればいいのか教えてほしい。
私の頭が堅さも感じるんだけど。
ジャンルは超えるのはいいと思うんですよね。
異世界ファンタジー×SFみたいな。
でも、テイストが異なる単語が混ざるとどう読んでいいのか分からない。
AIって。
どこまでの技術を指すのかによるけど、仮に自動生成AIとして、自らディープラーニングしていくタイプとするじゃないですか。
それ以前に、さすがにパソコンとか。
プログラミング言語は必要なんじゃないかと思ってて、その過程がないナーロッパのイメージがさっぱり掴めず、内容がまったく頭に入ってこなくて困った。
いや、普通に魔法とかのが便利じゃない?
AIより。
もしくは、古代のAIアンドロイドが世界戦争を引き起こし、文明が退行して、ナーロッパ的な世界になっていることろに、たまたまAIアンドロイドが発掘されて動くとか。
『天空の城ラピュタ』でいうところの、巨神兵みたいなのなら分かるんだけども。
単語の持つテイストの問題かな?
ジャンル超えすぎてて、もう一声、説明か設定ほしいですよね。
なんとなく、作者さまがAIって単語だけ知ってて、あんまり何を指してるのか理解されていないのかもしれませんが。
読んでてかなり戸惑いました。
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