#02 流行語の定義、多分間違ってる説

これもタイトルの話です。

分かりやすいところで、「悪役令嬢」でも「NTR」でも、なんでもいいんですが。

その時の数字のことを考えると、キャッチになるキーワードって、時代とともに変わるとは思ってます。


前話で、仕事として「広告のコピーを考えるとき、数字が跳ねるワードを常に探していた」とお話しました。

数字の跳ねるキャッチをより端的に強調する表現の探求の側面もありますし、トレンドをおさえるというのも含まれるからです。


だから、タイトルに

「流行語を入れてみよう!」

という気持ちは分かります。


分かるのですが、

「その言葉って一般的にそんな定義でしたっけ?」

と疑問を持ったまま、なんかタイトルから期待した話とは全くズレてる話を読んでいることがある。


そもそも言葉の定義が違うから。


そもそも論すぎて、感想にも書けないんですよね。

読みはするけれど、そっとしておく。




ちなみに、経験則ですが、基本タイトルってクリック誘導なので。

クリック後、読み進めるか?ということを考えると、まぁ、本文に合ってるほうがいいんですよね。


本文がおもしろくて、それに沿ったタイトルならいいんじゃないかとは思ってます。


CMって謎に猫のカット入るでしょ?

あれ、数字がいいんで入れるんですけど、猫入ってても買わないのよ。

例えば家のCMでも、家売ってるわけで、猫売ってる訳じゃない。


トレンドっていうのも、おさえたければおさえたらいいと思うんですが、基本その時のトレンドに流される一部の人にしか刺さんないんで、言うほど数字伸びる感はないです。


で、個人的にはそういった短絡的なものにラノベってのは左右されがちだなと思っていて。

そら、そんなことしてたら、全体的には売れないんじゃない?と感じたりはしてます。


少子化してるけど、大人も買うようになっているのかもしれない。

多少年齢幅が広がったところで、購入見込み顧客は減ってる気はするけれども。

それは出版社の問題だし、実際、マーケットをどう見ているのか分からない。


ターゲットを狭く深く。

単価を上げてリピート回数増やせば、売上金額的にはトントンには持っていけるんだろうか。

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