転生したら封印されたんだが?
@sup1857
プロローグ
なんの変わり映えもない日常。今日も同じように大学まで向かい、将来のために勉学に励んだフリをして寝るのだと信じて疑わなかった登校中。
俺はトラックに轢かれてしまった。
そして目が覚めると舞台のセットかと思うくらいの輝かしい中世の玉座と、それを囲むように守る騎士やローブと杖を持った不審者、そして王冠を身につけた中年の男が目に入った。
遅れてその周りに男女含め何人かの子供と、美しい女性たちが3人ほど見える。
明らかに外人だし、現代の服装じゃ無いだろこれ。
建造物から服装や装飾品まで、見るからに中世を思い起こさせられる。
まず俺はトラックに轢かれたはずなのに、病院じゃ無い時点でおかしい。
なんとなく異世界転移というものが脳裏にチラつくが、とりあえず現状を理解するために、俺は恐る恐る真ん中に座る王様らしき人物に言葉をかけようとする。
その瞬間、英語に近いが理解できない言語で、慌ててローブと杖の不審者たちが唱え始めた。
その姿に圧倒されながらも、騎士らしき人物が王様や周りの女子供を知らない言語で避難させようとしている。
なんかヤバそうじゃね?
そう思いはしたものの、行動に移す前に、俺は巨大なシャンデリアかと思っていた紫色の宝石の中に吸い込まれてしまった。
え、ナニコレ…??
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます