妖怪退治録 1
天魔ちゃん
第1話 学園内での神秘
「ここの学校って妖怪?でるらしいよ。」
「えっ。本当?」
みりが軽く言った言葉なのだが、ねここは深くきいてしまったらしい。
「妖怪っておいしいかな?」
「腹壊すぞばか。」
「そのいいかたはよくないと思いますわ。」
ギャル美とみりは、昔からの友達らしい。
「ところで皆さん!妖怪がいるんだったら、退治しに行きません?私達の能力で!退治できたら、私の家でプレミアムケーキはいかが?」
「「いこう!」」
満場一致で妖怪退治にいくことになった。
「あ、全員学校の放課後集合で。詳しい詳細はEINEで言うから。」
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「あ、キタキタ!ねここ、姫野!」
「ギャル美さん!みりさん!」
「ところでみんな、怖いのはへいきなのか?」
「ねここはいけるだろ。私もいける。」
「うーん怖い。」「ちょっと、得意では…」
「ウッソだろ!?マジかよこわいのにきたのか?!」
「仲間はずれってなんか嫌じゃないですか」
「それな!」
「ええ…いやまぁいいと思うけど。」
「そういえばみりの能力ってなんだっけ?」
「いや大事だろ!わすれんなよ!…いやまぁいいか。
私の能力は魂だ、つっても大層なもんじゃねえけど。
そういうギャル美はなんだっけ。」
「わたしの?私のはね、自然ってやつ。うーん例えばかみなり!とかね。」
「わたくしは水とコントロールですわ。不思議な能力です。」
「わたしのは、妖術。妖怪とにんげんのハーフだから。」
「そういえば、関係ないですけど、わたし、この学校の七不思議知ってます。」
「いい情報ないすぅ!」
「1番目は?」
「1番目は確か、{トイレのイランさん}だった気がします。」
「どんなのなんだ?」
「トイレのイランさんは、トイレの中で、イランさん、イランさんと呼ぶと、少年が降りてきて、「いるか、いらんか、」と聞かれるんです。いる、と答えると、心臓が落ちてきて、いらん、というと、心臓を抜かれるんです。」
「じゃあためすか。場所は指定されているのか?」
「いえ、特に。トイレの中というだけで、何階の何室目かは言われてないです。」
「じゃあ移動しよっか〜」
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「行くぞ。イランさん、イランさん」
「いるか、いらんか、」
きれいな少年が降りてきた。
いろじろで、顔の形が良く、イケメンだ。
「イランさんだ!ふぁんなんです!」
「え?」
「ギャル美?!お前何してんだ?!」
妖怪退治録 1 天魔ちゃん @umasiopoteti
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