第7話 出来れば腹を割りたい!

 さて、胸と尻ばかりではいけません。

 やはり腹にも目を向けたい。

 ぺったんこで、且つ、キュッと締まった腹になりたいのです。欲を言えば、くびれも欲しいし六つにも割ってみたい。ダイエットが軌道に乗ると、どんどん欲が出ます。ここも良い感じにしたい、ここの肉もどうにかならんか、と。


 ちなみに、どうやら『部分痩せ』というのは出来ないらしいです。脂肪は満遍なく落ちるものだそうで。だけど、筋肉をつければその部位の脂肪が燃焼しやすくなるとかなんとか。えっ、じゃあ結局部分痩せ出来るのでは? と思うのですが、その辺はよくわかりません。


 じゃあ胸筋をつけまくったら、その上にある脂肪がめっちゃ燃焼してなくなるってこと? とも思ったのですが、いまのところ大丈夫です。


 というわけで、腹筋メニューですが、これについてもぽぽさんでした。もうね、結局この人の動画が一番効く気がします。整体院 文 のチャンネルで肩甲骨をはがし、ぽぽさんの動画で胸と尻と腹を鍛えるのです。で、腹筋でお世話になったのがこちら。


・【実証済み】30日で腹筋が割れるトレーニング(1日2分だけ)

・【1日3分】2ヶ月で確実に細いウエストを手に入れるトレーニング


 じゃあ腹は無事に割れたんですか? と言われるとですね、何とも情けないのですがいまだに割れてません。力を入れるとカッチカチにはなるんですけど、割れてません。うっすらと線ははいるんですけど、割れないのです。ちくしょう。


 とにもかくにもですね、もうとにかく筋肉筋肉なのです。

 尻も(力を入れれば)カチカチですし、腿にも何か線が入って来たのです。胸トレの中には腕立てやらプランクも入ってますので腕の方も良い感じに締まってきましたし、もちろんバストもアップしました。ボリューム面でも、上向き、という意味でも。


 それでですよ。

 ほら、1話でね、51㎏台まで落ちたのに現在54.8㎏って書いたじゃないですか。それがね、筋肉じゃないか、って話で。


 私、途中から体重だけじゃなくて体脂肪もメモるようになったんですよ。51㎏台の時には書いてなくて、52.9㎏の時のやつなんですが。


 それがね、26.3%とかでね。

 計算すると、脂肪の量が13.9㎏なわけです。


 そんでいまは54.8㎏の25.2%で、脂肪量が13.8㎏。


 わかりますか。

 脂肪は減っているのです。

 筋肉が増えたのです。

 除脂肪体重(筋肉、内臓、骨など)というのは、体重から脂肪量を引くと求められます。それをさらに2で割ると筋肉量が出るそうです。


 なので、52㎏台の方の除脂肪体重は39㎏、筋肉量は19.5㎏に対し、現在は除脂肪体重41㎏、筋肉量は20.5㎏です。この1㎏は大きい。


 しかも。

 しかもですよ。


 乳が。

 乳の増量が止まらないのです。

 いやもうある程度取り戻したら胸トレはやめりゃ良いじゃん、って思われたかもなんですけど、私の胸トレは何もボリュームアップだけに重点を置いているわけではないのです。しっかり筋肉をつけて重力に負けない上向きバストを作ろう、なのです。だからもうボリュームアップを謳うやつはやってないのです。バストを持ち上げて~、のやつです。なのに、すくすくと育っているのです。


 そんで、育てば当然重さも増すわけで、より一層、『下垂(垂れること)』には気をつけなくてはなりません。ブラジャーに頼りっぱなしではいけない。己の筋肉でどうにかするんだ! と鍛えたらまた大きくなる、っていう。


 というわけで、あの日、私が「ただ痩せりゃ良いってもんじゃないんだ!」と気付かされたあの84.5㎝から、約3年をかけてどこまで育ったか。


 95.5㎝です。

 アンダーは67.5㎝です。

 

 これが何カップになるのかは興味のある人だけが各自で調べてみてくれよな! 宇部さんはいまだにこの事実を受け止めきれないでいるんだ。

 

 とんでもないことになってしまいました。

 たぶん「こいつ、姿を隠しているのを良いことに盛ってやがんな」って思ってる人も多いと思います。ええ、そう思ってくださっても全然。ただあれね、Twitter(現:X)の方ではちらっと載せたから、全身のやつ。


 でもまぁ、デカいな、だいぶ育ったなとは思うんですけど、なんかあのほら、漫画とかラノベの挿絵みたいな感じではないんですよね。それに比べたら全然小さく見える。いや、小さいは言いすぎなんだけど。でも、こんだけあったらああいう感じの乳になるのでは? って思ってたのに全然そんなことないのです。


 男性諸君、漫画は漫画だからな。

 あの乳は虚構だぞ。中には夢が詰まっているんだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る