第12話 両面テープを何だと思ってる

SURREALISM VERSION:11


RIKKA SAIBARA PRESENTS

(SALVATOR)DALIS工房=ダリーズ工房

彩原「黄泉くんの企画が通ったから急遽本を書くことにしました」

能年「動機が動機だけど宜しくお願い致します」

濱口「こうやって企画本は生まれて行くんだね」

利賀「4:3 ウチ等側の記事の方が分厚いよ」

人造「4人分の声を拾う作業って大変そうねえ」


彩原「顎鬚よりも口髭の方が、断然お洒落だと個人的には思うの」

能年「ビアGの子等って自前で鬚育毛でしょ?」

濱口「両面テープの恩恵を何だと思ってるの!」

利賀「彩原六花先生にもお土産にダリの口髭を」

人造「文豪は髭生やして何ぼな所があるからね」


彩原「正直な所ビアGより髭女子企画は先だった? 後だった?」

能年「番組企画も音楽企画もこちらが先です!」

濱口「そもそもビアGは鬚よりMETAL重視」

利賀「ウチ等は多様性のある音楽活動だもんね」

人造「髭女と鬚女、似て非なる二者の振る舞い」


彩原「今後、敏腕音楽プロデューサーと陣営を組む予定はある?」

能年「四十代小説家の育成先生に作詞の依頼を」

濱口「ハナグリじゃなくハグナリなんだよねえ」

利賀「カドカワの投稿サイトで無料公開中です」

人造「なんで利賀ちゃんが彼の宣伝してんのさ」


四十代小説家の育成達人(=ハグナリタット)は

暗号みたいな難読カタカナで有名な人物だが

比較的安価で作詞の発注が頼めることも手伝って

現在、人気沸騰中! 頼むなら、今が断然お得である。

ビアG=ビアードG,BEARD GIRLISH

向こうが黄泉一労を立てるなら(=外伝執筆者)

こちらは彩原六花で真っ向勝負! 激化する情報商戦。

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