実験室でくすぐられた理系女子大生③-2

先輩達にアイマスクをつけられた悠夏は、実験室にあった長椅子のところまで連れていかれ、長椅子を跨いだ形で立たされた。そのまま一人の先輩が悠夏の腕を掴み、バンザイさせて動けなくさせていた。そんな悠夏の体の真下、長椅子の上にそっとスマホが置かれ、正面からは一人の先輩が別のスマホを構えている。


そして準備が整うと、残りの内二人が悠夏の脇の下や脇腹をくすぐり始めた。

「いやはは♡やだあああ♡くすぐったい♡やああああ♡」

先程まで三人がかりでくすぐられて身体も火照った悠夏はくすぐったさに耐えられず声を上げて笑い始めた。

「あははは♡やははは♡やだもう無理いいい♡あはははは♡いやははは♡いやははははははん♡♡」

「あははん♡あははん♡いやあああああ♡もうやめてえええ♡いやあああ♡」

背の低い悠夏は跨がされた幅広の長椅子を越えられず、脚を開いたまま必死に身体を捩るが逃れられない。

「いやははは♡はあああん♡くすぐったい♡やあああん♡あははあああん♡」

逃げられない中脇の下をくすぐり回され、くすぐったさを恥ずかしさが上回りつつある様子の悠夏。

「やははは♡こちょこちょ♡やあん♡やははははん♡こちょこちょ♡いやあん♡」

「やははん♡くすぐったい♡やはは♡脇いやあん♡私女の子なのにいいい♡やははは♡えっちいいい♡♡」

目隠しをされて先輩達に見られているという意識が薄れたのか、思う存分恥ずかしがる悠夏。そんな悠夏の姿がスマホに収められていく。

「うふふん♡くすぐったい♡やあん♡やはは♡やん♡やん♡もういやあん♡」

「うふふ♡うふふふふふん♡いやん♡いやん♡やめて♡あはははん♡やはははん♡いやはははあああん♡」

可愛らしく嫌がる悠夏を見てくすぐっている先輩達の指の動きも早くなっていく。

「やっ♡やっ♡やはははは♡やっ♡やははははははは♡やめてええええ♡やはははははははん♡」

「やははは♡やはははは♡いやはははは♡くすぐったい♡やははははははは♡いやっ♡やっ♡やっ♡やっ♡やああん♡やはあああん♡やあああああああん♡♡♡」

脇の下をくすぐり上げられ悲鳴を上げた悠夏。すると、


「なんか今笑い声聞こえなかった!?」

「高杉さん、いるのー?」

実験室の外から同じ研究室の悠夏の同期の声が聞こえてきた。どうやら、席を外して戻ってこない悠夏を探しに来たようだ。

助けを求めようとする悠夏。

「た…んっ!?んー!んんーっ!!」

しかし、先輩達に悠夏は口を塞がれてしまい、実験室の隣の実験準備室へと連れ込まれてしまったのだった。


その夜は長かったが、それはまた別のお話…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る