くすぐり小説集

実験室でくすぐられた理系女子大生②

夏のある日、悠夏は先輩二人にやり方を教わりながら実験を行っていた。丸椅子に座り、古いPCを操作して試料の分析が開始されて一息ついたところだった。

先輩のうち一人が悠夏の脇腹をおもむろにこそばし始めた。

「うふふっ！ちょっと！うふふふっ！何してるんですか〜！」

この先輩は先日、悠夏がくすぐられた相手だ。警戒する悠夏だが、手早く右腕を掴み上げられてしまう。そして先輩の右手が脇に迫ってくるのを見た悠夏は左手で払いのけようとした。しかし、

「えっ！？ちょっ！？えっ！？」

もう一人の先輩に悠夏は左腕を掴み上げらてしまった。バンザイさせられた悠夏。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」

悠夏はガラ空きになった脇の下をくすぐられ始めた。

「うふふっ！うふふふふん！くすぐったい〜！うふふふ！やめてください〜！」

「こちょこちょ〜w」

「うふふ！うふふふふふ！やだー！うふふふふふふ！」

間の悪いことに紺色のノースリーブを着ていた悠夏は丸出しの脇の下を直接こそばされてしまう。

「うふふん！うふふん！恥ずかしいです〜…うふふふふうん！やめてください〜！」

「うふふふふ！やん！うふふふふふん！やだやだやだ…うふふふふん！」

「なにが『やん！』だよw興奮してんのか？w」

「うふふふ！やん！あっ！違っ！やんっ！うふふふふん！」

「うふふふふ！うふふふふふふ！やめてください！うふふふ！もうー！」

クーラーが効いているとはいえ夏の真昼。悠夏の身体も火照ってきている。

「うふふん！うふふふん！くすぐったい！うふふふふん！」

「お前めっちゃ脇汗かいてるじゃんw」

「えっ！ちょっ！うふふふん！こんなにこちょばすからじゃないですかー！うふふふふふ！」

「うふふ！やん！うふふふん！いやーもう！やふふうううん！うふふ！うふふふふ！はあっ…はあっ…」

くすぐりが止まり、ホッとした悠夏だが、先輩達は悠夏の手を掴んだまま、それぞれのスマホを悠夏の目の前の机に立てた後、すぐに再び悠夏の脇の下をくすぐり始めた。

「うふふふ！えっちょっとこれ！うふふふん！どういうことですか！？」

「うふふふふん！うふっ…うふふっ…くふっ…くっ…うっ…」

顔を背けて声を必死に抑えようとし始めた悠夏。

「うふっ…んくっ…やあんっ！うふうん！あっ…うっ…やはあん！」

そんな悠夏から反応を引き出すためか、先輩達は脇の下を指先でほじくるように弄ったり、ペースを変えてこそばしたりし始めた。

「うふふっ！あうっ…はっ…やあん！あはあん！やはははははは！」

悠夏は耐えられず、顔は上がり、笑い声も出し始めてしまった。

「あはははははは！やだあああ！あはははははは！やははははははん！」

「やはははは！いやんっ！やあはははははは！あはは！あはあん！いやははははは！」

先輩達に脇の下をますます激しくくすぐられる悠夏。

「あはははは！くすぐったい！あはははははは！やめてくださいー！あはははははは！」

「やはははは！やだこんなの！やはっ！やんっ！やはははは！くすぐらないでくださいー！やはははははは！」

右に左に身体を捩る悠夏だが、脇の下のくすぐりからは逃れられない。

「やはははは！もういやん！やははははは！」

「やはん！やっ！やめてください！やははははん！いやああははは！やだやめてえ！」

顔も隠せず、声も抑えられない。丸出しの脇の下を異性の先輩にくすぐられている悠夏の恥ずかしい姿が記録に収められていく。

「やはあああん！くすぐったい！やあああん！やははん！やははん！やははははあああん！」

「いやははは！あはははは！もういやあん！やはあん！あはあああん！いやはははあん！やん！やっ！やん！やはああああん！」

脇汗で滑りが良くなり、強まるくすぐったさとそんなところを触られる恥ずかしさで悠夏は顔を赤らめる。

「やはははは！なんか変！あははは！なんかやだ！いやああ！やははははん！」

「やだやだ！やはあん！やっ！いやっ！あははははあん！あっ！あはあん！やははあん！やあああん！いやはははああああああん！」

研修室の報告会の時間が来るまで悠夏は先輩達にくすぐられ続けた。