ゴジラ-1.0 観てきました

加藤 良介

ゴジラ-1.0 観てきました

 皆様こんにちは。加藤良介でございます。

 今回は、公開中の映画ゴジラ-1.0のレビュー、なんてものをやってみようと思います。

 ネタばれは無しでお送りいたしますので、ご安心を。

 

 まずは、結論から。

 

 「お勧めできます」


 ってか、お勧めできなかったらレビューなんて書かないっての。



 ・ゴジラ

 

 まず、主役? たるゴジラですが、マジで怖い。

 最初っから最後まで、凶悪怪獣そのものでした。

 ハリウッド・ゴジラのように妙なトカゲ感も無く、正統派ゴジラって感じです。

 偉そうに書いてますけど私って、ゴジラは片手で数えられるほどしか観ておりませんので、そこんとこ一つ。



 ・映像美や音響


 ちょっと奮発して、映像と音響に優れている(らしい)「4DX」で観ましたけど、頑張っていると思いました。少なくとも、一昔前のハリウッドレベルには到達していると思います。

 CGもよくできていたと思います。



 ・ストーリー


 オーソドックスな怪獣映画の展開で、目新しさはありませんけど、首を傾げるような展開もない。

 良くも悪くも、山崎貴監督って感じですかね。

 この人のストーリー展開が苦手な人は、注意が必要かもです。

 私は、特に何とも思わないのでセーフでした。

 登場人物一人一人のキャラも立っているので、人間関係は理解しやすかったです。



 ・演出


 良かったですね。

 東京の情景や、ゴジラの破壊シーン&戦闘シーン。ちょっとした小物に至るまで、細かく作りこまれていて、制作陣の意気込みとやる気が見て取れました。

 あと、予算も潤沢だったんだろうなぁーって感じてす。

 残酷なシーンも抑えて表現しています。血しぶきが飛ぶようなこともない。

 子供でも安心です。私も安心。



 ・構成


 しっかりしていたと思います。

 間延びするシーンもなかったかと。

 怪獣映画に人物描写は要らない主義の人には、無駄なシーンが多いかも。

 私は人物描写必須派ですので、問題ありませんでした。



 ・俳優さん


 有名な俳優さんを起用して良かったですね。

 特別、変な演技をする人もいなかったと思います。

 私的にはもうちょい、無名でも光る人を探してきてほしかったですけど。ゴジラ作品で求めることではないのかも。



 ・メッセージ性


 一応、有った。

 取り立てて褒めそやすようなものではありませんが、この作品を通して、伝えたいことがあることは理解できました。

 何にもないよりかは、全然いい。

 と言いますか、私も小説書いているから言いますけど、伝えたいことがなんにもないのに作品作れる人って、ある意味で凄い。

 何かしらあるやろ。



 ・全体像


 一言で言うと「いい感じにまとまっている」

 マジでそつなく、ゴジラ映画として完成しています。

 この辺りの山崎監督の構成力は流石と言えますね。



 ・おすすめポイント


 普段、怪獣映画を観ない人にこそ、お勧めできます。

 実際に私も観ませんし。

 シン・ゴジラもTVで観た口です。

 逆に怪獣映画に一家言ある人には向いていないかもですね。もう一度言いますが、良くも悪くも山崎貴監督です。分かりやすい映画をお作りになられる人だと思います。妙な文学性はありません。



            終わり











 ・ミリオタへの報告


 絶対に観ろ。

 今すぐチケットを買え。

 ミリオタ、特に海軍オタにはたまらん映画ですよ。

 ストーリーでは泣かないけど、溢れ出るミリオタ魂に全俺が泣いた。

 詳しくは書かないけど、作戦図を見ただけで泣ける。

 ってか、あたしゃ悔しいよ。

 マジで、ゴジラ映画でその手があったかっていうシチュですよ。

 くそう。山崎監督侮れねぇ。





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ゴジラ-1.0 観てきました 加藤 良介 @sinkurea54

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