暗闇に
暗闇に
わたしひとりでは
道が見えない
音のない
暗闇に
わたしひとりでは
ここがどこなのか
先へと行けない
だから
暗闇の中
あなたの腕を貸してください
あなたの腕の温もりさえあれば
見えない道に
明かりが灯り
行きたい場所へと
歩み出して行ける筈だから
暗闇に
あなたの腕を
握りしめれば
まるで
夜空を照らす月のように
囁くように煌めく星のように
心の奥
大丈夫だよと声が聞こえる
もしもあなたが
暗闇の中
さ迷い手を伸ばすなら
わたしが掴んで
腕組みしましょう
あなたの心の奥
小さな明かりが灯ることを
願いながら
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