第29話 ☆ひとつって、「ダメ」て意味じゃないのね…
このところ、カクヨムの作品をちょいちょい読むようになってイロイロと気付くコトが多くなったんですけども、☆の数って、人によって意味が違うんだなと。
私は、☆ひとつっていうのは「ダメ」の烙印だと思っていて、☆ひとつを付けられてヘコむってことが度々あったんですよ。
これは、小説家になろうさんのね、昔……今もなのかは解らないけど、☆1爆撃っていう話があって、嫌がらせで、悪い評価である☆1つの評価をくだす、ということが問題になったことがあったんです。その意識が残っていて。
だけど、ちょいちょいカクヨムの作品を読むようになって、すごくこの☆1の評価を見掛けるようになったんですよね。それで、もしかして☆1って「ダメ」の烙印じゃないの?とか思い始めまして。
私はね、読んだ作品にハートの応援を押した時にはまず☆2を贈ってます。でもこれは「ありがとう」の意味で、厳密には評価の意味を含んでなかったりするんですよね。(私、読者としては超ワガママなので…)
唸らされた作品くらいなんですよね、☆3まで付けるのって…
まぁ、自分自身がそういう感じで自分モノサシで☆を付けてるんだから、他の読者さんもそりゃ独自ルールがあるのは当たり前だよねぇ、とか思ったのでした。
☆1は悪い評価じゃなかったんだ、ということが解って…
あれ? なんか以前もこれ、この発見あった気がするな?
私は三歩で忘れるトリ頭なんで、もしかしたら過去どっかに同じ気付きを書いてる可能性があります…orz
追記:
体感、読み応えがあるなと思う作品ほどこの☆1評価を付けられていること多いですね。というか、☆1を付ける読者さんというのが恐らく、一般文芸とか本屋さんの本を読み慣れている読者さんが多い、という印象あります。
なので、☆1が評価に付けられている作品ほど、一般の本屋などに並んでいるレベルに近いんじゃないか?とかと思ったりしてます。
そういう読者さんはたぶん、そもそも、ほいほいと☆を付けないってことなんでしょうねぇ…
追記その2:
文章なんですけどぉ…
10年前、なろうで流行っていた文章は、いや、流行っていたというか、読みやすさとされてその文体でないと評価に繋がらないという感じのモノがあったんですけども、その文体、今はまったくポイントに繋がってませんでした。
文体自体は昔と変わらないと思うんですよ、なろうでもカクヨムでも、ほんと色んな文体が色とりどりと言いますか、恐らく全種揃ってるんだろうなと思います。
だけど、ポイントに繋がる文体は変遷していってますよね、これ。少しずつだけど、一般文芸の、本屋に並んでいる本のレベルに近付いていると感じます。まだまだWeb特有という感じは色濃く残ってるけど。
きっと何年かすると、本屋の本と同じような評価軸になってんじゃないかなと思います。
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