【1ヶ月記念】ワン・マンス・アニバーサリー!【金廻小槌/FMK】

【1ヶ月記念】ワン・マンス・アニバーサリー!【金廻小槌/FMK】




「景気はどうかしらリスナー諸君? 来月の今頃には、あたしのお財布も多少は膨れているはず……そう願いたい金廻小槌でーす。FMK所属~」



:景気はぼちぼち

:ぼちぼち~

:初手金の話

:1ヶ月前って言ったらまだ1億持ってた頃か……

:その1週間後に全てを失ったけどな

:ぼちぼち~

:1ヶ月おめ!



「なんか過去の古傷を抉ろうとしてる輩もいるけど、あたしは過去を振り返らない女よ。掌から零れ落ちていった1億よりも、まだ見ぬ5万円の方がずっと価値があると思っているわ。そんなわけだからは博徒達は無理のない範囲でご祝儀を投げていってね?」


 後悔とか反省とかとにかく後ろを見ることが嫌いな小槌は、ちょっと昔の大失敗日本ダービーにもめげることなく配信を行う。


 今日は節目の1ヶ月。

 俗に言う記念日ってやつだ。


 人間誰しも、期間限定とかイベント特攻とかピックアップとかSSR確率アップとか、特別感を煽る言葉には弱いもの。

 特別な日にはどうしても財布の紐が緩くなる。ユルユルのガバガバだ。

 これがどうして集金配信をせずにいられるだろうか――やるっきゃないだろう。


 そんな不純1000000000%の小槌は、早速ウルチャが投げられているのを見て小さくほくそ笑んだ。


:200¥/競馬代

:100¥/1ヶ月おめでとう!

:399¥/今日の賭け金


 まだ少額のウルチャしか飛んできてないが、金は金だ。

 涎を拭き、画面に向かって一礼してから、小槌は恭しく頭を上げる。

 背後で見ているマネージャー蘭月から寒々しい視線を感じるが、暴力ゴリラチャイナ女は存在感的な意味で空気みたいなものだから無視だ。


 ちなみにであるが、小槌は自分のリスナーのことを博徒と呼んでいる。

 多くの配信者やVTuberは、自身の配信を見てくれるリスナーの呼称――ファンネームを決めて配信の個性を高めていることがあるが、小槌の場合は博徒というのがそれに当たる。


 これは以前の雑談配信で、とあるリスナーが


 :小槌に投げ銭するのが既にギャンブルだ。


 というようなチャットを寄越したことが発端で決まったファンネームだ。

 以来、小槌の方から勝手にリスナーを博徒呼ばわりして若干嫌がられたりしている。

 まあ嫌よ嫌よも好きの内というやつだろう。


「ウルチャサンキューね」


:小槌さんはウルチャ読みしないんですか?


「あ? ウルチャ読み? しないしない」


 ウルチャ読みとは、投げ銭に一緒にくっ付いてきたコメントを読み上げる行為を指しているが、小槌は当然のように最初からやらないスタイルで通している。

 面倒だし、変なチャットが来たときの対応に気を遣うのも嫌だと思ったからだ。


 端的に言うと面倒だから。

 ウルチャ読みの文化自体、そもそも肯定派と否定派の両方がそれなりに居るため、特に批判に発展するようなことはなかったのは救いだろう。

 閑話休題。


「にしてもこの1ヶ月、本当に色んなことがあったわね」


 オークスからの日本ダービーで天国と地獄を味わったのは記憶に新しい。

 借金を返すためにナキから金を借りたなんてこともあったっけ。

 それが原因でリスナーからクズ呼ばわりされるようになったり……。

 FMKの仲間とトランプ対決をして最下位になって、小槌の奢りでみんなとご飯に行ったりもした。


 それから直近の話になると、密林配信の楼龍や個人勢のツンと、新作バトロワFPSのマテラテでコラボ配信をしたりもしたっけ。

 その他にも色々と配信で細かい出来事があったし、リアルの方でも新しい出会いや環境の変化もあったが、それはまあ配信では話せないところもあるので置いておく。


「さて、アニメの総集編みたいな過去話はこんくらいにしておいて、今日はめでたい日なわけだし、折角だから知り合いのVTuberに凸って、お祝いの言葉をせしめたいと思うわ」


 言いながら、配信ソフトを操作して最初のゲストの立ち絵を張る。


「じゃあまずはFMKの薙切ナキちゃんから」


 ■


『もしもし? 聞こえてるかにゃ?』


 媚びっ媚びの可愛らしい猫撫でボイスが聞こえてきた。

 この声を聞くたびに小槌は思ってることがある。瑠璃ちゃんは一体どこからこんな声を出しているのだろうかと。

 地声と素の性格とのギャップが有り過ぎて萌える。


「大丈夫大丈夫、ナキちゃんかわいい」


『はいはい。そんにゃことよりも1ヶ月おめでとう』


「ありがとー!」


『まあ、FMKの面子はデビュー時期被ってるから、にゃきナキも姫様も☆ちゃんも、みんにゃ1ヶ月みたいにゃもんだけど』


「じゃあみんなおめでとうだ。めでてぇ、めでてぇ」


 言われてみればナキの言う通りだ。

 ほんの数日だけ小槌の初配信が早かっただけで、他の3人もデビューした時期は似たようなもの。

 お祝い返しをしつつも、次回の記念日配信は全員でやるのが良いかなと思う小槌なのであった。

 それはそれとして、今は小槌のお祝い配信だ。


「というわけで、ナキちゃんに質問です。ズバリ小槌の好きなところは?」


『にゃにその質問は……えー、小槌の好きなところ……? うーん……えー……難しいにゃ……』


「傷付くから真剣に悩まないで」


『頑張ったけど、にゃい、かにゃ』


「ないの!?」


『悪いところとかにゃらいっぱい思い付くんだけどにゃあ』


 嫌いなところと言われなかっただけ良しとしておこう。

 記念日にかこつけて、自分の良いところを沢山言ってもらって気持ち良くなろうとしたが、これを続けると精神的ダメージを負いそうなので中断とする。


「えっと……じゃあ、あたしに何か言いたいこととかある?」


『お金早くかえs――』


 最後まで聞かずに通話を切った。


「はい、薙切ナキちゃんでしたー」


:途中で切って草

:言わせねーよ

:いいから金は返せ


 ■


「お次は姫ちゃんこと幽名姫依の出番よ」


『庶民の皆様ごきげんよう~、幽名姫依ですわ』



:姫様きちゃ

:ごきげんよう~

:姫様ああああ

:姫様最強!姫様最強!

:姫ちゃんじゃなくて姫様な、口の利き方に気を付けろよ



 幽名の登場と共に、若干チャットが荒っぽさを増した。

 幽名リスナーはどうやらかなり熱狂的な信者と化してきているようだ。

 ちょっと前にトランプコラボした時はそんなことなかったはずなのだが……。


 ガチお嬢様の求心力が徐々に浸透しつつある結果なのだろうか。

 こういう乱暴な信者が増えてくると色々大変そうだ。などと完全に他人事のように構える小槌。


『小槌様、1ヶ月もの間お勤めご苦労様ですわ』


「釈放された服役囚みたいな祝われ方ね……ありがとう。姫ちゃんもデビューからほぼ1ヶ月記念おめでとさん」


『ありがとうございます。日々新しい発見の連続で、毎日が充実しております。もしお屋敷に籠ったままだったら、わたくしはずっと閉じた価値観の中だけで生きていたことでしょう。FMKとリスナーの皆様には感謝の念しか在りませんわ』


「おぉ……」


 FMKの中では自分と並ぶほどの問題児のはずなのに、まるで模範的な優等生のようなコメントだった。

 思わず感嘆の声を漏らしてしまうくらいには。


「ってか、何気に姫ちゃんとこうしてサシで話すのは初めてよね」


『小槌様と一対一の状況になるなと代表様に指示されておりましたので』


「クマか、あたしは。いくらあたしでも純粋無垢なお嬢様から金銭を騙し取ったりはしないわよ、マジで失礼ね」


 880万のヴァイオリンをフリマアプリで売ったらどれくらいの値になるのか真剣に考えたことがあるくらいで、流石にFMKの仲間にはまだ詐欺的行為を働いたことはない。

 コイントスの件は冗談みたいなものなのでノーカン、ということにしている。

 お金は取っていないわけだし。


「ちなみに姫ちゃんのご実家の資産はどれくら――いだだだ! すいません何でもないです」


『?』


:え、こわ……

:急にどうした?

:姫様に探りを入れるな


 質問の内容から邪な気配を察したのか、蘭月に関節を極められてしまった。

 事務所的にNGな質問だったのかもしれない。

 ちょっと興味本位で聞こうとしただけなのに、なんて横暴だ。

 いつか絶対に仕返ししてやると思いつつ、小槌は配信に意識を戻す。


「まあ、そのうち気が向いたら、この二人でコラボとかやりましょ。姫ちゃんは何かコラボでやってみたいこととかある?」


『わたくし、賭け事というものをやったことがないので、是非小槌様にギャンブルというものをご教授願えたらとは思っていますわ』


「マジ? 全然教えるわよ――あだだだ! 姫ちゃんがもうちょっと大人になったらね!」


『? 分かりましたわ』


 今のは幽名サイドからのフリだったのにNG判定だったらしい。

 このままだと関節がパニックになりそうなので、そろそろ幽名にはお帰り願おうと、小槌はまとめに入ることにした。


「えー……それじゃあ最後に質問だけど、ズバリ小槌の好きなところは?」


『過去に類を見ないほどの難しい質問ですわね』


「あたし嫌われてるの?」


:残当

:草

:逆に姫様にそんなふうに言われるのが凄い

:その質問もうやめろ

:ナキちゃんに金を返せ


 散々な言われようであった。


「これ以上続けても不毛な気がするから終わっときましょう! はい、幽名姫依ちゃんでした。バイバイ!」


『ごきげんよう~』


 ■


「で、お次は☆ちゃんの番ね」


『FMKのキボーの星、ウタッテ踊れテ戦える、スーパーアイドル系VTuberのスターライト☆ステープルちゃんデース! ☆ちゃんではナク、ステちゃんとヨンデくだサーイ! ☆は飾りデース!』


 元気いっぱいな声がヘッドホンから響いて来る。

 みんなのアイドル、☆ちゃんだ。


 なんか必死にステちゃん呼びを広めようとしているが、残念ながら星か☆で呼ぶのが定着してしまっているのが悲しい現実だ。

 諦めよう。


「いいじゃん、☆でも。あたしなんてクズ呼ばわりされてるのよ? それに比べたら神みたいなもんでしょ……なんか自分で言ってて悲しくなってきた」


『オゥ……ステは、コヅチのことをクズだなんて思ってナイデスヨ! 元気ダシテくだサイ!』


「ええ子や……」


『コヅチはちょっとお金にダラしなくテ、ほんのちょっとだけ借金マミれデ、ちょっぴりワズカにヒトの道をハズれ掛けているダケデス! マダ全然やり直せマスヨ!』


「フォローと見せかけたディスり!」


 多分☆ちゃん本人に悪気がなさそうなのが最悪だった。

 悪気のなさで言えば幽名も同格だけど、あっちはナチュラルボーンお嬢様なので庶民を見下すのが似合っているから問題はない。

 心根が真っ直ぐで綺麗な☆ちゃんからの認識がコレという事実がつらみなのだ。

 それは置いといて。


『1ヶ月オメデトデース!』


「この流れで祝われたら情緒おかしくなりそうだけど、ありがとー。☆ちゃんもほぼ1ヶ月おめでとう」


『アリガトデース! 1ヶ月はアッという間デシタネ! コーインヤのゴトシとはヨク言ったモノデス!』


「おっ、難しい日本語知ってるのね。偉い偉い」


『エヘヘ』


 ☆ちゃんの中身であるトレちゃんは、どこぞの国からの留学生だとは聞いたことがある。

 日本のオタク文化に憧れて留学して、更には企業勢VTuberにまでなるなんて凄いバイタリティだなぁと、小槌は適当な感想を抱きつつ、


「じゃ、あたしへのお祝いに、歌が得意な☆ちゃんに何か歌ってもらおうかしら」


 なんて予定にない振りをする。


『イーデスヨ!』


 そこは流石の☆ちゃんクオリティで、さらっと権利的にも問題のない曲を歌ってくれた。

 どんな曲を歌ったのかは読者の想像にお任せしよう。

 具体的な名前とか歌唱の様子を描写してしまうと、Tubeの権利的に問題なくても、なろう的には問題かもしれないからだ。

 世知辛いね。


「はい、というわけで☆ちゃんでした。最後に恒例の質問だけど、ズバリ小槌の好きなところは?」


『エー? そんなのイッパイ有りスギテ、ジカンがいくらアッテも足りないデスヨ』


「キュンッ」


:優しい嘘

:☆ちゃん、大人の対応

:ほんとは無いぞ

:その質問やめろ


 うるさいリスナーは後でブロックしてやろうかなと本気で検討しつつ、小槌は☆との通話を切った。

 次で最後のゲストだ。


 ■


『べ、別にアンタに1ヶ月おめでとうって言いに来ただけなんだから! ちゃんと勘違いして好きになりなさいよね!』


 開口一番。自己紹介もせずに、逆ツンデレで小槌を祝ってきたのは、つい先日一緒にコラボしたばかりのツンだった。


「うん、ありがと。あたしもツンちゃんみたいな都合の良い女は好きだよ。お金貸してくれる?」


『し、仕方ないわね』


「やったぜいだだだだ! 嘘嘘冗談!」


『なんなのよ!』


 折角都合の良い女がお金を貸してくれそうだったのに、またも暴力マネージャーに阻まれてしまった。

 半分冗談だったのに容赦がなさすぎる。


「えー、はい。というわけで最後のゲストは、VTuber界一の都合の良い女」


『広小路ツン! お久しぶりね小槌ちゃん! 呼ばれるのをずっと待ってた! ずっと待ってたのにメッセージも全然くれないし、あたしの前に他の女と話してたし……誰よあの女』


「病んでる病んでる」


 もはやただのメンヘラだった。そもそも言うほど久しぶりじゃない。

 なんにせよ、たった一度遊んだだけの仲なのに、当日にゲスト出演を打診して直ぐに反応してくれたのはありがたい。

 先日のマテラテコラボで楼龍がツンを呼んだのは、こういうフットワークの軽さがあったからなのだろう。

 頼りがいがありすぎて、逆にこっちが依存してしまいそうだ。

 これからも人員の確保に困った時は贔屓にさせてもらおうと小槌は心に決めた。


「いや、ほんと来てくれて助かったわ。あたしまだVの知り合い少ないし、こういう企画やりたくても出来ないからさ」


『べ、別に毎日呼んでくれても構わないんだけど?』


「毎日はいらない」


『もうちょっとやんわり断りなさいよ! あと、また一緒にマテラテやるわよ!』


「どんだけマテラテやりたいのよ。アレそんな面白かった?」


『あのあと1人で遊んだけど結構面白いわよ! 発売から数日経って研究が進んだけど、魔法の組み合わせによってはハチャメチャな戦術を展開出来て画面映えもするし、かなり配信向けのゲームよ!』


「ふーん」


『興味なさそうね!』


 いくら熱烈に誘われても、やっぱりFPSは性に合わない小槌なのだった。

 だが確か、トレちゃんがFPSが得意だとか言っていた気がする。

 ので、今度自分の代わりにトレちゃんを紹介してあげてもいいかもしれない。

 紹介と言えば聞こえは良いが、ようするにただのスケープゴートだけど。


「じゃあ、そろそろお時間なので帰っていただこうかしら」


『ちょっと! あたしにも質問しなさいよ! 小槌ちゃんの好きなところは? ってヤツ!』


「いやー、自分から来る人はちょっと」


『なによ! なんなのよ!』


 そんなこんなでゲストに祝ってもらおうのコーナーは終わった。


 ■


:あれ、兎斗乃依っちは呼んでないんだ


 と、リスナーからの素朴な疑問が目に留まったのは、ツンとの通話が終わった直後のことだった。

 少ない知り合いを片っ端から呼ぶ流れで、楼龍だけが呼ばれてないのはやはり不自然に見えるのだろう。

 弁解くらいはしておかないと勝手に不仲扱いにされるかもしれない。

 ゲストに誘った時のやりとりからして、実際本当に嫌われているかもという疑惑がなくもないが、まあそれならそれで仕方ないことだろう。

 縁の切れ目はいつだって突然やってくるのだから。


「兎斗乃依っちにも声は掛けたんだけど、なんか忙しかったみたいね」


 当たり障りのない弁明。

 しかし、リスナーの反応は小槌が予想していたものとは大分違った。


:あー……

:楼龍は今なぁ

:あんなことがあったからね……

:嫌われたんじゃね?

:兎斗乃依はそっとしておいてあげて

:お前ら自重しろ、ここでする話じゃないだろ


 あからさまな匂わせコメントが湧いてきた。

 何があったかを明確に書いているリスナーこそいないが、楼龍に何かがあったことだけは事実だと分ってしまう。

 そしてこんな匂わせを受けて黙っていられるほど、小槌は人間が出来ていない。


「なに? 兎斗乃依っちになんかあったの?」


 ドストレートにリスナーに問いかける。

 だけど散々匂わせるだけ匂わせてきたリスナーたちは、聞いてるのに『配信外で調べた方がいい』みたいなお行儀の良い返しばかりをしてくる始末。

 説明しづらいことなのなら最初から匂わせるなと言いそうになる小槌だったが、しかしやはり人の口に戸は立てられないものだ。

 有象無象のリスナー全ての意志が1つにまとまっているはずもなく、書き込まなくてもいいことを書き込んでしまうヤツは絶対に現れる。


:密林の同期が解雇されたせいで、楼龍は活動休止してる

:楼龍なら笛鐘琴里がクビになったから落ち込んでる

:あのままだと兎斗乃依も密林を辞めるかもね


 チャットに書き込まれた楼龍の近況は上記の通りだ。

 密林配信でまたもクビになったVが出たのは、トレンドにも上がっていたので小槌も知っていた。

 だがそれがまさか、こういう形で自分に繋がって来るとは思っていなかった。


「なるほど……そりゃ確かに触れづらいわね」


 かなりデリケートな話題だ。

 結局小槌もこの配信ではそれ以上楼龍の件について触れることはなかった。

 気にならないわけではないが、この話をこれ以上続けても利にならないと判断したからだ。

 お祝いムードに水を差しても一銭にもならない。

 小槌にとってはそれが全ての判断基準だった。


 しかし、楼龍の同期がクビになった件は、FMKにとっても決して無関係な話ではなかった。

 誰も思いもしなかったところで点と点が繋がっていたのだ。

 それが明らかになったのは、小槌の1ヶ月記念配信から更に数日後の土曜日。

 サウナスーツを着た女が、FMKの事務所を訪ねてきたことで発覚する。

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