童話 「草」

lsリゃi11e四pnンm5ークgwm4

とある草がありました。

毎日毎日必死に育ち、ぐんぐん育っていきました。


ふみつぶされました


「必死に育っててウケる笑」

「邪魔くせぇ笑」



なんとか回復した草は、こんどは踏み潰されないように、平たく、頑丈に育ちました。

 

ひっこぬかれました


「小っさくて恥ずかしwwww」

「テラワロスwwwwww醜すぎwww」




なんとか種を残して。

今度は目立たないように、小さく、小さく。

そのかいあって、誰にも何もされません。

ただ私のなまえを呼ばれるだけです。


「草」

「草」


よかった。

めでたし めでたし

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

童話 「草」 lsリゃi11e四pnンm5ークgwm4 @anibdnyscbuhbcefh

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ