知りたくないことを知った

上野あき 無気力

友人A

友人の不倫を知った。

バイト先の友人であるAは9つ年上で29歳旦那がいる。子供がいる。

相手は、バイト先の社員。25歳。


私が今いる店舗から移動してからのことらしい。

ここ2か月の話らしい。


Aは一度離婚するかもと話していた。

旦那のモラハラ基質が少し減ったから離婚をやめた。

離婚されそうになった時、旦那はあらゆる手段を使ってAの母、職場、友人、元同僚などに連絡を取り不倫していなかったかを聞いて回ったらしい。

その時も他に好きな人がいたらしいが好きだっただけで何もなかったから法的に裁きを受けることはなかった。






話を戻そう。



Aが不倫していた。

私の常識範囲外のことが起こった。

私が知っている不倫はだれも幸せにならない。なれない。

けど、幸せだって。


悪いものだと思っていた不倫でAが幸せになるなら、なれるのならAのことを否定したくない。


ただ、不利になるのなら。Aが離婚をする際に法的裁きを受けなければいけないのなら私は止めなければならないと、AとAの好きな人の幸せを潰さなければならないと考えている。






仕事の相談をしたんだって

車で迎えに行ってショッピングをしたんだって

前日の夜電話した時に寂しそうだったから会いに行ったんだって

水族館に行くんだって





どんどん確信的になっていく




止めるのが本当に正しいのか。私にはわからない。

法律的には止めるのが正しいことぐらいわかっている。

人の、友人の、他人の、幸せを邪魔するのは違う気がする。


多分一番正しい道は今はいったん止まって、止めて

離婚を進めて、離婚してからまた


そうじゃないと


そうしないと


悪者になるのは友人である。


それだけは


それだけは





さけなければ

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