第10話 イクトトオ村の言い伝えとマジカル峠

~荒れ寺~

アークとタヌ助は荒れ寺の地下から這い出てきていた…

アーク「くっ…流石にもう雷狼太はこの場所荒れ寺に居ないか…」

タヌ助「居ないのは…仕方ないとしてさ…一旦イクトトオ村に戻ってみるのはどうだ?」

アーク「ああ中々いい考えだ…思うつぼも…無いし…そうしよう!!」

アークとタヌ助はイクトトオ村へ…

~イクトトオ村~

イクトトオ村に入って来たアークに村人が気付き…声をかけた

村人「おお貴方はアークさんなんですかね?」

アーク「そうですが…何か?」

村人「本人か…良かった…急にこの村の村長である…イクトトオ村長が貴方を血眼になって探していたが…何かしたのかい?」

アーク「んなッ!?」

タヌ助「なんだなんだ?アークお前何かやらかしたのか?」

アーク「…んな訳…あるかいな…向かうか…」

タヌ助「そだな!!」

~イクトトオ村・村長宅~

イクトトオ村長「よくきたの…」

アーク「何用ですか?急に呼ばれて…特にすることがと言うか…まあ時間は余っていると思うんだけどな…」

イクトトオ村長「急で悪かったの…じゃが…お主たちがこの村の近くにいてよかったわい…」

タヌ助「?」

イクトトオ村長「さてと…本題に入るぞ…このイクトトオ村が1000年前からあるのは知っているかね?」

アーク「ああ……知っているというか…その噂については村人から聞いたんだ……本当かどうかもわからないって言っていたがな…」

イクトトオ村長「まあ1000年前からあるのは本当じゃ」

アーク「…は?嘘だろ?」

イクトトオ村長「事実じゃ!!」

アーク「マジか!!」

タヌ助「とんでもねぇ村だな…(汗」

イクトトオ村長「話の続きを始めるぞ!!実はの…この異世界グラシンには…マジカル峠という峠があってな…そのマジカル峠を越えたの先の山のふもとにな特殊な岩があってな…」

アーク「へぇ…特別な岩ねぇ…」

イクトトオ村長「その岩には四か所にハメる穴・・・・・・・・があるのじゃよ!!ほほっ!!」

アーク「それで…?つまり…なんなんだ?」

イクトトオ村長「かつての…1000年前からの言い伝えによるとな…」

~マジカル峠4穴岩四天王タオセタオセ手に入れろ四季玉さすればかの魔法屋敷現れる~

アーク「なんちゃら四天王を倒せか…」

タヌ助「でもさ……話変わるんだけど…アークが探している…その宝玉はどこにあるんだよ……」

アーク「さぁ……な?今のところ全くと言っていいほど見当つかないしな!!!」

タヌ助「オイッ!?」

アーク「いや……まぁ……」

タヌ助「……もういいや…アーク!!マジカル峠に向かおうぜ!!希望はあるかもしれないぜ!!」

アーク「そうだな!!!」

一方の…荒れ寺地下では…?

アーク……?アークと言ったか?

千年の時をへてあの者が戻ってきたのか?

の果たされる時がついに来たというのか?

アークが土の宝玉を含む全ての宝玉をもとめるなら…くるのか?

まあ再開をまつとしよう………

~マジカル峠~

アーク「ここがマジカル峠か…この峠の先に山のふもとが…」

タヌ助「ああ……まずはどうする?道草食うか?」

アーク「食わねぇよ…まあとりあえず……行くしかないだろうな…土の宝玉の情報が見つけらないからな…ダメ元で…」

タヌ助「だね…」

アーク「まあいいとして…タヌ助どうした?」

タヌ助は震えていた…本能的に震えるを得なかったのだ…

タヌ助「ガクガクブルブル……さっそくオイラ達は大ピンチだぜ!!囲まれてしまっているぜ!!8体の大きな蜂だ!!もう終わりだァ!!!!」

アーク「う~ん…見る限りだとあの蜂は魔物だな」

タヌ助「そりゃあそうだろ…」

アーク「…いくぜ!!魔物のはちっ!!」

アークVSドシンバチ×8 開始!!

アーク「鑑定ものしり!!」

~ドシンバチだよ虫系だよ土の魔法攻撃のストーンを使ったり…土の針を連射することもあるんだ…浮遊していて地面の属性を持つから…氷の攻撃には滅茶苦茶弱いんだよ~

アーク「氷属性の攻撃か……俺は使えねぇ!!ってか…そんな技無いぜ!!」

タヌ助「オイ……こっちに一匹殺意マシマシで…向かってきてないか!?」

ドシンバチ「ビィィッ!!(土蜂連射針!!)」

アーク「くそっ!!飛んできやがる!!仕方がない撃ち落とすぜ!!全弾な!!麗剣乱舞!!」

ザシュシュシュシュ!!!

ドシンバチの放った土蜂連射針を全て撃ち落とした!!

それをみたドシンバチは驚く…!!

アーク「悪く思うなよ…麗剣斬浸!!」

ザシュ!!!

ドシンバチ「ビィィィ…」

~ドシンバチの一体は倒れた~

タヌ助「やったか……うあっ!!」

アーク「まだ7体居やがる!!きりがないな…」

タヌ助「…仲間が一体やられて…怒ってるぜ!!物凄く!!」

アーク「下手すりゃ…一瞬でハチノスだな…まさにリンチ…どうしたものか…」

唐突のピンチ…アークとタヌ助には7体の怒り狂うドシンバチに打てる手が対抗策なかった…

まさに…その時愛姫麗剣が光輝きだす!!

アーク「何が起きているんだ!?」

そして…アークの目の前にメタモルラバースーツを装備した銀色の髪を持つにレイが現れた!!

レイ「とんだザマね…だからこの私がやるしかないようね!!」

アーク「レイ!?君は…剣になったのにその姿は一体…髪の色も…」

レイ「詳しい話はあと!!」

タヌ助「銀色でメタリックだな…」

アーク「後にするな!!話してくれカノジョのレイ!!」

タヌ助「…彼女…?ってぇ!!おんあまぁえ!!彼女いたのかよ!!」

アーク「言ってなかったか?」

タヌ助「言ってねぇよ!!」

アーク「レイ教えてくれ…君が今何者で…なんでその姿に戻れた理由をな…」

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