これはブルース・リーの往年のファンにとっては、とても悩ましい問題です
彼は本当に空前絶後の天才格闘家だったのか
それとも、映画業界によって作られた偶像でしかなかったのか
何にしても亡くなって五十年も立ってしまうと検証も難しいです
私の世代ですともう、ブルース・リーは格闘ゲームのキャラクターとしてしか知りません
かつての少年たちの心に、ブルース・リーが永遠のヒーローとして生きている、そのことの尊さを感じることができるのみです
お父さんたちが目をキラキラさせて話すブルース・リーの勇姿は本当に素敵です
ヌンチャクをぱぱぱっと回すあの技を見せられ、わんぱく坊主のような笑顔を見せられると、お父さんにも私と同じように未熟さを憧れで燃やした時代があったんだなあ、と不思議な感動を覚えます
ブルース・リーの魂にとっても、それはとても喜ばしいことであろうと、私は信じます