第2話 評議会
「よおおおおし!こんなもんか!?これで評議会行くぞおおおお!」
「うるっさいのぉ。次回の開催までまだ全然時間あるからそこで静かにまっちょれ」
「え?早めに終わらせたらすぐ転生できるとかないの?」
「言ってなかったかのぉ?ないぞ」
「おい、まじかよ。めっちゃ頑張ったのに...」
「推敲でもしとくんじゃな」
「ちなみに、これ1つも能力通らなかったらどうなんの?」
「まぁ、もう1回考えるか、最悪の場合、能力なしじゃな。おぬしの場合微妙なところじゃが」
「まじかよ。というか、能力ない場合があんのなんで?」
「そもそも転生できる条件が、魂の体力的な奴がここにたどりついて評議会の結果発表まで残ってることなんじゃ。再提出になってもう1回評議会を待つってなったら、さらに体力いるからのぉ。それまで魂が持たないと判断されたら能力なしで出発じゃな。」
「え?そんな体力無くなった状態で転生しても大丈夫なの?なんか転生中に死んだり生まれ変わって死ぬとかないの?」
「転生中に死ぬはないのぉ。こっちで保護しながら送るからの。ただ、問題は生まれるときじゃな。出産は母子ともに命がけじゃから場合によっては普通に死ぬのぁ。ただ、そこさえ突破できれば体力はちょっとずつ回復するから問題はないぞ。」
「まじかぁ。ちょっとずつ回復するってそんなことあんのかよ。そもそも、魂の体力って何なのさ」
「いや、正味の話、それがわかっとらんのじゃ。原初の神が生命を作った時はそんな仕様にしてなかったらしいんじゃが、気づいたらあとから増えてたらしくての。でもあれじゃ、押しが死んだときとか体は元気なのに働けないとかあるじゃろ?あれに魂の体力的な奴が絡んどるんじゃないかといわれとるの。研究する奴がおらんからわからんが。」
「あー、確かにU〇 HOLDER!で千〇が死んだときはさすがに動けなかったわ。」
「いや、あれはいい死にざまじゃったろ。どっちかっていうと、ね〇マのラカ〇のほうがきつかったのぉ」
「あっちのほうがいい死にざまだったろ!あれはむしろ活力をもらえただろ」
-----5日後-----
「しゃぁ!行くぜ評議会!」
「ん?いや、おぬしは行かんよ?」
「え?」
「おぬしはここで留守番じゃ。言ってなかったか?」
「いや、言ってないな」
「じゃあ、なんで聞かなかったんじゃ?」
「俺が何回も聞いたのにぼ〇らはカセキホリダーに夢中で答えてくれなかったんだろうが!おい!逃げんなじじぃ!もどってこい!」
ったくあのくそじじぃが。都合が悪くなったらすぐ逃げやがって。まぁ、いい。今俺は評議会が開催されるから機嫌がいいんだ。ここらで、書いたスキルを振り返っておくか。
獄炎の
なんか黒い炎を地獄から呼び出して戦う。
なんか体にまとうと身体能力向上する。
体を炎に変えて攻撃を避けることができる。
黒い炎を薄く張り巡らせて感知とかできる。
蜃気楼を作ったり、炎の分身を作ったりできる。
氷天の
なんか氷を地獄的な場所から呼び出す。氷で装備とか作る。
相手を氷漬けにして封印する。
氷の分身を作る。
砂塵の
なんかオートでブロックする砂を呼び出す。
圧倒的な砂の量で相手を押しつぶす。
なんか握りしめて殺したりできる。
やばくなったら砂の狸が出てくる。
万雷の
大量の雷を降らせることができる。
自分の体を雷に変えることができる。
手から鋼鉄の爪をはやすとかできる。
他のもだいたいあんな感じ。
身体能力10倍。
全てを飼いならすもの《ソロモン》
全ての動物の使役化が可能となる。
相手を倒すことで可能となるがその方法は問わない。
相手が敗北感を感じることがトリガー。
相手の肉体を食らうことで相手のスキルを奪うことができる。
食らう肉の量でスキルの再限度が異なる。
毒などが無効になる。
いつでも爺にあえる権利
いつでもじじぃにあえる
こんな感じだな。最後のはじじぃが入れろ入れろとうるさかったから入れたが、正直選ばないな。メリットないし。本命は最後から2つ目と3つ目のソロモンと饕餮だな。よし、結果を待つとするか。
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