俺も青春してぇんだよ!

メンダコ職人まっつー

第1話

大智「バイクが欲しい!」

松本「え?あんだけ興味ないって言ってたのに?」

大智「いやだって!最近魅力に気づいたんだよ!」

松本「まぁあんだけ俺が言ってたらそうなるか」

大智「そうだ!お前のせいだ!」

松本「まぁいいや、免許取ったの?」

大智「もうここにあるぅ!」

松本「まじか!もう取ってたのかよ!」

大智「ハッハッハー!」

松本「そういや、変な時間に一人だけ帰ったりしてたな」

大智「ということでお前の兄ちゃんのとこ連れてってくれ!」

松本「なんでお前が知ってんだよ」

大智「この前佐野さんが自慢げに話してたぞ」

松本「そゆことか」

大智「だから連れてってー」

松本「しゃーねーなー」

大智「いぇーい」



〜お店到着〜



大智「うぉー!すっげー!」

兄「いらっしゃい、ってお前かよ」

松本「おっすー」

大智「はじめまして!」

兄「はじめまして、隼人の友達か?」

松本「うん」

兄「そういや、お前のゼファー外に置いてあんぞー」

松本「まじ!?ありがとう!」

大智「これお前のバイク?」

松本「おう!ゼファー400!」

大智「かっけぇー!」

松本「いいだろ!」

大智「羨ましすぎる、」

松本「アニキ!大智におすすめのバイク教えてあげてー」

兄「スクーターが楽だぞー」

大智「もうちょっとかっこいいやつの方が、、」

兄「じゃあCBX 400four」

大智「かっけー!」

兄「お値段なんと今なら120万!」

大智「え?」

兄「だーかーらー120万♡」

大智「それはちょっと、」

兄「だよなぁw」


ピコン!(大智の通知音)


大智「だれからだ?」

兄「他のはどんなんがいいー?」

大智「、、」

兄「おーい」

大智「きた」

兄「?」

大智「き、た」

兄「何がきたんだよ?」

大智「DMがかえってきたぁー!」

兄「は?」

松本「(驚いてくる)えー!まじで!?」

大智「まじだよー!明日海に行ってくる!」

松本「まじか!」

大智「とりあえず今日は帰ります!」

兄「ちょっとまてい」

大智「え?」

兄「今日はいくらのバイク買うつもりできたんだ?」

大智「えーと大体80万ぐらいですかね」

兄「あーくそっ!もういいや!あのCBX 80万で譲ってやる、」

大智「え、」

兄「俺の気が変わらないうちに、早く買えバカ」

大智「はい!わかりました!」

兄「明日の朝早くにもう一回来てくれ、急だったからまだ整備できてねぇ」

大智「はい!」

松本「めっちゃいい買い物できたな!」

大智「うん!もう最高!」

松本「そういやどこの海?」

大智「前一緒に行ったとこだよ」

松本「あーあそこか!」



〜次の日の朝〜



大智「おはようございます!」

兄「おはよう!セッティングは完璧だ!後はヘルメットも被ってけ!」

大智「ありがとうございます!」

兄「あとこれも持ってけ!」

大智「またヘルメット?」

兄「一緒に行く子乗せてやれ」

大智「はい!じゃあヘルメットのお金」

兄「いらねーよ!ヘルメットは俺の奢りだ!後女の子乗せる時は肩じゃなくてお腹に掴まるようにな!」

大智「はい!ありがとうございます!じゃあ行って来ます!」

兄「おう!」

松本「アニキかっこいいじゃん」

兄「おう、おかげで俺の財布はすっからかんだ」

佐野「おはようございまーす」

兄「おっ隼人の彼女だな、おはよう!」

松本「おはよー、わざわざありがとね」

佐野「いいよいいよ、ちょっと気になるし」

兄「?」

松本「今から俺らも海行ってくる」

兄「は?」

松本「あいつ心配だから見に行くの」

兄「なるほどな」

松本「じゃあ優奈のヘルメットの分借りてくねー」

佐野「すいませーん、ありがとうございます」

松本「じゃあ行ってくるー」

兄「え、あっ、ちょ俺も行きたかったのに、」



〜海到着〜



大智「ふぅー到着」

千夏「あんたか?」

大智「千夏ちゃんだよね?」

千夏「そうだけど」

大智「じゃあ行こっか!」

千夏「おう」



〜ロッカー更衣室〜



大智「なんか、かわいいんだけど、思ってたのと違うというかなんか怖くね、、」



〜ビーチ〜



大智「あーまっぶしー、千夏ちゃんどこだ?」

千夏「はぁ、」

大智「あっいた、海入ろうよっ!」

千夏「うん」

千夏「つめたっ!」

大智「おらっ!」

千夏「お返しだよっ!」

大智「うあっ!」

千夏「ははは」

大智「笑ったなぁ!」



〜ビーチのお店〜



千夏「久しぶりにあんなに笑ったかも」

大智「そうなの?」

千夏「うん!前の彼氏に酷い振られ方してさ」

大智「あーそうだったんだ、ごめんねそんな時に」

千夏「それであんまり男の人と関わりたくなかったんだけど」

大智「、、、」

千夏「でもあんたから連絡来て良かったって思ってるよ」

大智「え?」

千夏「ほらっ!注文した物食べよ!」

大智「そうだな!その前にトイレ行ってくる」


松本「どう思いますかね佐野さん」

佐野「うーんそうですね〜結構いいかもですね〜」

松本「おー!そうですか〜」

佐野「あっ!美味しそー!私達もなんか頼も」

松本「なににしよかなー」

佐野「んー?」


ヤンキー「おねーちゃん!かわいいねー」

千夏「え?」

ヤンキー「今1人ー?ちょっと一緒に海入ろうよ」

千夏「えっいや」

ヤンキー「ほらいこいこ」

千夏「いやです」

ヤンキー「は?いや行くでしょ」

大智「ごめーんおまたせ、?」

ヤンキー「お前誰だよ」

大智「いや連れですけど」

ヤンキー「ちょっとこの子借りるねー」

千夏「いや!」

大智「嫌がってるのでやめてもらっていいですか」

ヤンキー「は?」

大智「離してください」

千夏「、、」

ヤンキー「だまれよっ!(殴る)」

大智「!?」

兄「それはダメじゃないかなー」

ヤンキー「あ?」

大智「お兄さん!?」

兄「おー!大智くん!隼人が気になるって言うから着いてきたけど、うーん」

ヤンキー「離せやっ!」

兄「おいおい暴れるなってー」

ヤンキー「おいこら!聞いてんのか!?」

兄「まぁまぁ俺とあっち行きましょーねー」

兄「お邪魔しましたー」

大智「あー怖かったー(ていうか!あいつら来てやがったな、どこだ、)」

松本「あっ」

大智「あいつめ」

千夏「あの、」

大智「うん?」

千夏「ありがとう、、」

大智「いやあの人のおかげだよ」

千夏「かっこよかった、、」

大智「!」



〜夕方〜



千夏「もうすぐ帰らなきゃ」

大智「じゃあ送ってくよ」

千夏「え?」

大智「ジャーン!俺のバーイク!」

千夏「かっこいい!」

大智「そっそう?」

千夏「うん!」

大智「じゃあお腹に捕まってねー」

千夏「こう?」

大智「うん、多分そんな感じ(やべー!近すぎるー)」

大智「よし!出発!」

千夏「うわっ!はやっ!」

大智「海の後のバイクきもちぃー!」

千夏「なんか温かいね」

大智「そう?」

千夏「うん、あったかい」

千夏「あのさ、今日は誘ってくれてありがとう」

大智「おう!」

千夏「また連れてってくれる?来年も」

大智「え?」

千夏「あの、、付き合ってください、、、」

大智「、、、」

千夏「?」

大智「ありがとう、、来年も行こう!」

千夏「OKってこと?」

大智「そう、だよ」

千夏「やったー!」

大智「あっ!うあっ!暴れるなってー」

千夏「ごめん、嬉しくて」


〜佐野、松本、兄、登場〜


佐野「おめでとっー!千夏ちゃん!」

千夏「えっ!佐野先輩!」

松本「大智やったな!」

大智「おう!ってあれ?お兄さんは?」

松本「あーめんどーな人いたじゃん」

大智「うん」

松本「その人とお話してる」

大智「なるほどね笑」

兄「お前ら待たんかぁーい!」

松本「やべっ、」

大智「なんで怒ってんのぉー!?」

松本「多分置いてきたからだと思う笑」

松本「優奈ー飛ばすぞぉー」

佐野「りょうかーい!ってキャー!」

大智「俺らも行こう!」

千夏「うんっ!キャー!」





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

俺も青春してぇんだよ! メンダコ職人まっつー @mendakomattu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る