赤から見る青の世界の先へ
@aotchi
まえがき
この話を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。私は共産主義の考えに共感を持った人の1人です。共産主義と聞いただけで嫌悪感を覚える人は多いと思いますが、私は納得できません。確かに共産主義が嫌いという人を私が否定することなどできません。
物事を深く理解するためには、調べることは必須です。理解するために調べるという行為を行いますが、基本的にそれは調べものに対して真正面から向き合って考えることが多いと思います。しかし、真正面から向き合うのではなく正反対から見ることで、新たな何かが見えてくることがあります。私は「資本主義」というものに対して「共産主義」という反対から見ることで、より深く理解してほしいと思います。
「共産主義」=「悪者」と思う方は、たくさんいると思います。では、この考え方はあっているのでしょうか。私は半分正解と思います。
正解と思った理由は、日本という国は資本主義があってこそ成り立ってきた国です。明治維新以降、欧州諸国に追いつくために国を強くしなければいけない。そして、その欧州諸国は、資本主義という政策の下で成り立っていました。また、日本が戦後から立ち直るときも資本主義は大いに活躍しました。
では、何が間違えだと言うのか。それは、日本を含む資本主義という名のシステムは共産主義を敵として見なすことでこれまで過ごし、それはおそらくこれからも変わらないはずです。資本主義と共産主義は対立する理由。それは正反対の性質を持ち、互いが脅威に感じるということです。
政治的な考えとしては仮想敵というのは人々を協力させるものとして必要です。しかし、私は経済的な考えとしては別に敵対する必要は無いのではと感じることがあります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます