第6話 創作活動:Live2D

 近年、ゲームの立ち絵がLive2Dで動いたり、Vtuberの立ち絵なんかもLive2Dで出来ていますね。

 私はLive2Dによる立ち絵も自分で作っています。


 あんなぬるぬる動くもの、本当に個人で作れるのか、と聞かれたら、まあ作れます。

 Live2Dを作るソフトは無料でダウンロードできますし、あとは動画サイトで講座などご覧いただければ。


 Live2Dで大変なところは結構たくさんありますが、まずは自作の場合、立ち絵に使うイラストのパーツ分けでしょうか。

 目だけでもまつ毛に白目・黒目、まつ毛飾り、下まつ毛……とたくさんのパーツに分かれており、それが右目と左目でそれぞれ別に分ける必要がある、みたいな。Live2D専門で仕事してる方に統合したイラストを丸投げしてもきちんとパーツ分けしてくれる仕事人の方もいらっしゃいますけどね(お金はかかるけど……)。

 あとはLive2Dソフトで立ち絵がきちんと動くように調整していくわけですが、講座動画と見比べながら少しずつ工程を進めていくのは、結構楽しい。

 Live2Dで一番難しいところは、斜め上や斜め下を見たときの顔パーツの歪みを調整するところでしょうか……。好きなキャラだとしても顔が崩れたときは心が折れそうになる……。

 でも、きちんと丁寧に調整して出来上がったときの達成感と動かしたときの「おお、キャラが生きてる……」という感覚は格別です。

 キャラクターが静止しているときに呼吸しているようなモーションも入れられるんですが、それが一番「生きてる」感じがする。キャラクターが呼吸しているかのように体を小さく上下させているときは自分の手で生命を造ったような錯覚に陥ります。

 Live2D、楽しいのでイラストを描ける方には特にオススメ。


〈続く〉

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