<100万PV感謝!>付き合ったらバッドエンドになるゲームの護衛騎士として転生したのに、ヒロインの王女様たちが俺を離してくれない。
黒野マル
プロローグ 既成事実を作られた
付き合ったらバッドエンドになるゲームに転生してしまった。
王国は滅び、主人公は政治争いに巻き込まれて
だから、ケイニスはバッドエンドを避けようと、護衛騎士をやめて田舎に帰ろうと、あらゆる手段を尽くしてきた。
なのに。
「ふふっ………ふっ」
「………………」
「あら、起きましたか、ケイニス?いえ……」
なんで、彼の隣にはお腹を撫でさすっている第3王女のヒロインがいて。
なんで、彼らは同じベッドで同じ布団を被っているのだろう?
ぐるぐる回る頭の中に釘を刺すように、第3王女――――イブニアは言う。
「パ~~パ?」
「……………ぐへっ」
その言葉に、ケイニスは文字通り泡を吹いて倒れてしまった。
ケイニス・デスカール。第3王女の護衛騎士。
王国最強の剣士であり、若干19歳でソードマスターの境地にたどり着いた不世出の英雄は。
「これからぜ~~ったい、私からは逃げられませんからね?」
どうやら、夢見ていたスローライフは送れないらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます